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J-GLOBAL ID:200903032292991872

流体の流量を音響的に測定する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997513179
Publication number (International publication number):1999515100
Application date: Sep. 24, 1996
Publication date: Dec. 21, 1999
Summary:
【要約】流体の流れ内の2つの点の間の流体流量を測定する方法であって、逆方向に伝送される2つの各音響信号のそれぞれの伝播時間の測定と、各信号内にそれぞれ誘起される位相シフトの測定とを組合わせる。対応音響位相シフトは受信された各信号をサンプルしてディジタル化し、そして同期検出することによって決定される。本方法は一連の繰り返しからなり、各繰り返しは、先行繰り返し時の同期検出によって発生した音響位相シフトの値に依存してプログラム可能な位相シフトを決定することを含み、それによって現在の繰り返しにおける同期検出段階の結果ができる限り0に近づき、従って音響位相シフトが実質的に最後のプログラム可能な位相シフトと同一になる。
Claim (excerpt):
流体の流れの方向に離間した2つの点の間の流体流量を測定する方法において、2つの点の間を逆方向に伝送される2つの各音響信号のそれぞれの伝播時間の測定と、上記流れの中を上記各音響信号が伝播することによって上記各音響信号内にそれぞれ誘起される位相シフトの測定とを組合わせることによって流量を求めるようになっており、上記各音響信号内に誘起する上記音響位相シフトの測定は、受信された上記音響信号をサンプリング周波数でサンプルし、サンプルされた信号をディジタル化し、そしてサンプルされた信号の位相と参照信号の位相との間の相差を決定することによって上記音響位相シフトを同期検出することからなり、本方法は、種々の音響信号を同一伝播方向へ連続的に繰り返し伝送することから開始され、n+1番目の繰り返し時に信号伝送段階と同期検出段階との間において上記信号の一方に少なくとも1つのプログラム可能な位相シフトτp(n)を導入し、上記位相シフトτp(n)は、n番目の先行繰り返し時に伝送された上記信号に対して遂行された同期検出によって決定され、且つ、第1に、上記n番目の先行繰り返し時にサンプルされた上記信号の位相と参照信号の位相との相差φerr(n)と、第2に、Facを上記音響信号の周波数とし、τp(n-1)をn-1番目の繰り返し時に決定されたプログラム可能な遅延として、上記n番目の繰り返し時に導入されたプログラム可能な位相シフト2πFacτp(n-1)との和に等しい音響位相シフトの値φ(n)+φrefに関連付けられており、上記n+1番目の繰り返し時における同期検出段階は現在の繰り返し時にサンプルされた信号の位相と、できる限り0に近づけた参照位相との相差φerr(n+1)を決定し、それにより上記音響位相シフトφ(n+1)+φrefが 上記n+1番目の繰り返し時に導入されたプログラム可能な位相シフト2πFacτp(n)にほぼ等しくさせることを特徴とする方法。
IPC (2):
G01F 1/66 ,  G01P 5/00
FI (2):
G01F 1/66 Z ,  G01P 5/00 A

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