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J-GLOBAL ID:200903032332422396

心筋への注入検査に用いられる核医薬によるSPECTデータからの左心室の長手軸の自動識別

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢野 敏雄 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1994520067
Publication number (International publication number):1996507858
Application date: Feb. 14, 1994
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】左心室のスライス像内の局部的な最小強度および最大強度を識別しかつ相関させることにより、左心室の長手軸を自動識別する。最初に左心室の代表横断スライス内で左心室を識別する。このスライスの中心線は自動計算されて方向付け軸として用いられ、その軸に沿って左心室の別の(矢状方向の)スライスを構成する。この矢状方向のスライスの中心線は、自動計算され、左心室の長手軸になる。この識別の精度は、左心室の斜めの横断スライスを構成し、それらの中心が一致することを確認することにより確かめられる。
Claim (excerpt):
患者の心臓の核医薬による検査の際に得られたSPECTデータから、左心室の長手軸を自動識別する方法において、オペレータが付加入力を行うことなく全てがコンピュータにより実行される以下のステップ、 前記SPECTデータから左心室の少なくとも1枚の横断スライスを構成するステップと、 そのように構成された全ての横断スライスから、左心室を表すとされる1枚の横断スライスを選択するステップと、 選択された前記スライスの中心と交差する横断線分と、選択された前記スライスの輪郭の点間を結ぶ横断線分との少なくとも2本の横断線分を設定するステップと、 前記少なくとも2本の横断線分のそれぞれに対して、横断線分の中心点を求めるステップと、 前記横断線分の中心点を直線に沿って相互にベストフィットするように結ぶステップと、 前記直線が解剖学に基づく所定の制約に適合するかを確認するために前記直線を確かめ、必要ならば前記直線を再計算し前記制約に適合させるステップと、 左心室の長手軸と交差するとされる方向付け軸として、前記直線を用いるステップと、 前記SPECTデータから、前記方向付け軸に沿って左心室の矢状方向のスライスを構成するステップと、 前記矢状方向のスライスから、矢状方向のスライスの中心と交差する矢状方向の線分と、矢状方向のスライスの点間を結ぶ少なくとも2本の矢状方向の線分を設定するステップと、 前記少なくとも2本の矢状方向の線分のそれぞれに対して、矢状方向の中心点を求めるステップと、 前記矢状方向の線の中心点を直線に沿ってベストフィットするように結ぶステップとを有することを特徴とする心筋への注入検査に用いられる核医薬によるSPECTデータからの左心室の長手軸の自動識別方法。
IPC (3):
G01T 1/161 ,  A61B 6/03 301 ,  G06T 1/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平4-270983
  • 特開昭63-226344

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