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J-GLOBAL ID:200903032435354917

車輪支持用複列円すいころ軸受ユニットの内部隙間を測定する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小山 武男 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999173179
Publication number (International publication number):2001004308
Application date: Jun. 18, 1999
Publication date: Jan. 12, 2001
Summary:
【要約】【課題】 複数個の円すいころ18と各軌道4a、5a、8a、9aとを含んで構成する軸受部の予圧量を、容易且つ正確に確認できる方法を実現する。【解決手段】 内輪12を段部13に押し込む作業を、この内輪12をこの段部13の奥部にまで押し込み切る手前で一旦中断する。この状態で、外輪1が軸方向に移動し得る範囲(寸法L)を測定する。その後、上記内輪12の押し込み作業を再開し、この内輪12の一端面をハブ本体11の段差面17に当接させて、上記軸受部を完成させる。これと共に、上記内輪12の押し込み作業の再開後、この内輪12の一端面を上記段差面17に当接させるまでの、この内輪12の押し込み量Pを測定する。上記軸受部に付与した予圧量を、この軸受部のアキシャル隙間L-Pに基づいて求める。
Claim (excerpt):
内周面にそれぞれが円すい凹面状で互いに逆方向に傾斜した第一、第二の外輪軌道を形成した外輪と、外周面にそれぞれが円すい凸面状で互いに逆方向に傾斜した第一、第二の内輪軌道を形成したハブと、これら第一、第二の内輪軌道と上記第一、第二の外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けた円すいころとを備え、上記ハブは、その外周面に上記第一の内輪軌道を形成したハブ本体と、その外周面に上記第二の内輪軌道を形成した内輪とから成り、このうちのハブ本体は、その外周面の端部に上記第一の内輪軌道を形成した部分よりも小径の段部を形成しており、上記内輪はこの段部に、その軸方向一端面をこの段部の基端部に存在する段差面に当接させた状態で外嵌し、更にその軸方向他端面を固定手段により抑え付ける事で、上記ハブ本体に対し支持固定されている車輪支持用複列円すいころ軸受ユニットの内部隙間を測定する方法であって、この車輪支持用複列円すいころ軸受ユニットを組み立てるべく、上記内輪を上記段部の先端部に外嵌し、更に、この内輪をこの段部の基端側に向け押し込む際に、先ず、この押し込み作業を、上記内輪の一端面が上記段差面に当接する手前で、且つ、上記第二の内輪軌道の周囲に配置した複数個の転動体の転動面が上記第二の外輪軌道と当接する手前で一旦止め、次いで、この状態で、上記外輪を軸方向に亙り動かす事により、この外輪が軸方向に亙り移動可能な軸方向寸法Lを測定し、次いで、上記内輪の押し込み作業を再開して、上記内輪の一端面を上記段差面に当接させると共に、この押し込み作業を再開してから上記内輪の一端面が上記段差面に当接するまでのこの内輪の軸方向移動量Pを測定する事により、上記軸受部のアキシアル方向の内部隙間の大きさをL-Pとして求める、車輪支持用複列円すいころ軸受ユニットの内部隙間を測定する方法。
IPC (3):
G01B 5/14 ,  F16C 19/28 ,  G01B 5/24
FI (3):
G01B 5/14 ,  F16C 19/28 ,  G01B 5/24
F-Term (22):
2F062AA02 ,  2F062AA36 ,  2F062BC37 ,  2F062BC42 ,  2F062CC04 ,  2F062EE01 ,  2F062EE42 ,  2F062EE63 ,  2F062FF03 ,  2F062FF13 ,  2F062GG29 ,  2F062JJ04 ,  3J101AA16 ,  3J101AA25 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101FA41 ,  3J101FA60 ,  3J101GA03

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