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J-GLOBAL ID:200903032787955414

成形性および焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 豊田 武久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993081298
Publication number (International publication number):1994272000
Application date: Mar. 16, 1993
Publication date: Sep. 27, 1994
Summary:
【要約】【目的】 自動車用ボディシート等に使用される成形加工用Al合金板として、成形性、焼付硬化性に優れ、かつ室温での経時変化の少ない板の製造方法を提供する。【構成】 Mg0.3〜1.5%、Si0.5〜2.5%を必須とし、必要に応じてCu,Zn,Mn,Cr,Zr,V,Fe,Tiを少量含有するAl合金鋳塊を均質化処理、熱間圧延、冷間圧延した後、480°C以上で溶体化処理して100°C/min 以上の冷却速度で150〜300°Cに冷却し、その温度で1〜600秒保持処理して100°C/min 以上で140°C以下に冷却する(請求項1)か、または前記と同じ溶体化処理後、100°C以上の冷却速度で150°C以下に冷却して72時間以内に改めて150〜300°Cに600秒以内再加熱した後、140°C以下に100°C/min 以上で冷却(請求項2)し、その後72時間以内に最終熱処理として、50×140°C×0.5〜50時間の安定化処理を行なう。
Claim (excerpt):
Mg0.3〜1.5%(重量%、以下同じ)、Si0.5〜2.5%を含有し、さらに必要に応じてCu0.03〜1.2%、Zn0.03〜1.5%、Mn0.03〜0.4%、Cr0.03〜0.4%、Zr0.03〜0.4%、V0.03〜0.4%、Fe0.03〜0.5%、Ti0.005〜0.2%のうちから選ばれた1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を素材とし、鋳塊に均質化処理を施した後、熱間圧延および冷間圧延を行なって所要の板厚の圧延板とし、その圧延板に対し、480°C以上の温度で溶体化処理を行なってから100°C/min 以上の冷却速度で150〜300°Cの範囲内の温度まで冷却し、続いてその150〜300°Cの範囲内の温度で1〜600秒保持する熱処理を行なった後、100°C/min 以上の冷却速度で140°C以下の温度まで冷却し、その後72時間以内に、50〜140°Cの範囲内の温度で0.5〜50時間保持する安定化処理を行なうことを特徴とする、室温での経時変化が少なくかつ成形性および焼付硬化性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2):
C22F 1/05 ,  C22C 21/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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