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J-GLOBAL ID:200903032851431289

スペクトル拡散受信機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 蔵合 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996124564
Publication number (International publication number):1997312592
Application date: May. 20, 1996
Publication date: Dec. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 回路規模を増大させることなしに高い通信品質を保つ。【解決手段】 受信信号のチップ周波数に対して1倍から4倍程度の比較的低い周波数で、受信信号のチップ位相に対して位相が非同期である自走クロックをシステムクロックとして用いる。このとき、AD変換器106、107によるサンプリングタイミングが理想点からずれるが、タップ係数可変波形整形フィルタ回路108を用いてタイミングのずれた受信信号サンプルを補間し、理想タイミングでサンプルした値を近似する。RAKE合成を行う場合には、従来のメインパストラッキング方式や独立トラッキング方式を用いることなしに、全てのパスの信号を最適サンプリングタイミングでサンプルした値を得ることができる。
Claim (excerpt):
受信したスペクトル拡散信号を、その搬送波周波数にほぼ等しい周波数の局部発振信号を乗算することによりI、Qの2系統のベースバンド信号に変換する準同期検波回路と、前記準同期検波回路の出力信号を、受信スペクトル拡散信号のチップ周波数の数倍にほぼ等しい周波数の固定サンプリングクロックによりサンプリングするアナログ・ディジタル変換器と、前記固定サンプリングクロックにより駆動され、前記アナログ・ディジタル変換器の出力を波形整形するタップ係数可変型のディジタルFIRフィルタを用いた波形整形フィルタ回路と、前記波形整形フィルタ回路の出力を入力として、受信したスペクトル拡散信号を復調する復調用拡散符号発生器とディジタル乗算器と加算器とから構成される復調用相関器と、前記復調用相関器の出力信号の正負の符号判定を行うために、準同期検波時に発生する位相の誤差を前記復調用相関器の出力信号を観測することにより推定し、前記復調用相関器の出力信号に対してその誤差分を補償する位相補償回路と、前記位相補償回路の出力の正負をI成分とQ成分とで個別に判定する符号判定器と、受信スペクトル拡散信号および復調拡散符号のタイミング誤差を測定するタイミング誤差検出回路と、前記タイミング誤差検出回路から受け取ったタイミング誤差信号をもとに、受信スペクトル拡散信号のエネルギーを最も効率よく獲得するようなタップ係数を計算して、前記タップ係数可変型の波形整形フィルタ回路のタップ係数を更新する波形整形フィルタタップ係数計算器とを備えたスペクトル拡散受信機。
IPC (2):
H04B 1/707 ,  H04L 27/22
FI (2):
H04J 13/00 D ,  H04L 27/22 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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