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J-GLOBAL ID:200903032998964568

抗腫瘍剤としてのフェノール置換ジホスホネートの使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石川 泰男
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997507232
Publication number (International publication number):1999511127
Application date: Jul. 26, 1996
Publication date: Sep. 28, 1999
Summary:
【要約】本発明は、腫瘍性疾患、特にras依存性の癌を治療または予防する医薬品を生産するために、式(I)の化合物群から選択されたフェノール置換gem-ジホスホネートを使用する。ここでZ1、Z2、Z3およびZ4は、同一かまたは異なっており、OR(ここでRはH、1-8個の炭素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基である)、OM(ここでMは陽イオンである)、NR2(ここでRは上で規定したのと同じ意味を有する)であり、Z1、Z2およびZ3、Z4は、2-8個の炭素原子を有するアルキリデンジオキシ環を形成していてよい。X1およびX2は、同一かまたは異なっており、H、ハロゲン原子、1-8個の炭素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基またはアルコキシ基である。X3は、H、1-4個の炭素原子を有するアルキル基R1、アシル基C(O)R1、カルバミル基C(O)NHR1(ここでR1は上記したものである)である。X3Oと、他の二つの置換基X1とX2との一方とは、1-4個の炭素原子を有するアルキリデンジオキシ環を形成していてよい。Aは、-CH=CH-CH2-、-(CH2)n-、-O(CH2)n-、-S-、-SO2-、-S(CH2)n-、-SO2(CH2)n(ここで、nは1-7の整数である)、またはBと共に式-(CH=CH)k-(CH2)d-CH=のアルキリデン基を形成する(ここでkは0または1であり、dは0-4の整数である)。Bは、H、1-4の炭素原子を有するアルキル基である。tは、0または1であり、ただしAが(CH=CH)k-(CH2)d-CH=(ここでkとdとは前記している)である場合のみにtが0である。
Claim (excerpt):
腫瘍性疾患を治療または予防する医薬品を生産するために、式(I)の化合物群から選択されたフェノール置換gem-ジホスホネートを使用する方法。〔ここで、 Z1、Z2、Z3およびZ4は、同一かまたは異なっており、 OR(ここでRはH、1-8個の炭素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基である)、 OM(ここでMは陽イオンである)、 NR2(ここでRは上で規定したのと同じ意味を有する)であり、 Z1、Z2およびZ3、Z4は、2-8個の炭素原子を有するアルキリデンジオキシ環を形成していてよい。 X1およびX2は、同一かまたは異なっており、H、ハロゲン原子、1-8個の炭素原子を有する直鎖、分枝鎖または環状のアルキル基またはアルコキシ基である。 X3は、H、1-4個の炭素原子を有するアルキル基R1、アシル基C(O)R1、カルバミル基C(O)NHR1(ここでR1は上記したものである)である。X3Oと、他の二つの置換基X1とX2との一方とは、1-4個の炭素原子を有するアルキリデンジオキシ環を形成していてよい。 Aは、-CH=CH-CH2-、-(CH2)n-、-O(CH2)n-、-S-、-SO2-、-S(CH2)n-、-SO2(CH2)n(ここで、nは1-7の整数である)、またはBと共に式-(CH=CH)k-(CH2)d-CH=のアルキリデン基を形成する(ここでkは0または1であり、dは0-4の整数である)。 Bは、H、1-4の炭素原子を有するアルキル基である。 tは、0または1であり、ただしAが(CH=CH)k-(CH2)d-CH=(ここでkとdとは前記している)である場合のみにtが0である。〕
IPC (3):
A61K 31/66 ,  A61K 31/00 635 ,  C07F 9/40
FI (3):
A61K 31/66 ,  A61K 31/00 635 ,  C07F 9/40 E
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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