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J-GLOBAL ID:200903033020949172
低水温期における活性汚泥循環変法の運転制御方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993282995
Publication number (International publication number):1995136687
Application date: Nov. 12, 1993
Publication date: May. 30, 1995
Summary:
【要約】【目的】 低水温期でも好気槽における硝化効率を向上させ、それに伴って嫌気槽における脱窒効果を高めることができる活性汚泥循環変法の運転制御方法を提供することを目的とする。【構成】 原水を嫌気槽1a,1bで脱窒細菌により脱窒を行う工程と、複数段の好気槽2a,2b,2c,2dで硝化細菌により硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離して上澄液を処理水11として放流する工程とを含む活性汚泥循環変法処理において、嫌気槽と好気槽との間に、撹拌機構と風量調整用バルブ付きの散気管をともに備えた単数段もしくは複数段の嫌気-好気両用槽30a,30bを配置し、各槽内の試料をサンプリングしてNOX-N濃度を測定して演算によって脱窒速度と硝化速度を求め、A:O比を決定するとともに、嫌気槽側の撹拌機構の駆動と沈澱槽から嫌気槽への汚泥返送比とを制御する。
Claim (excerpt):
原水を複数段の嫌気槽で脱窒細菌により脱窒を行う工程と、複数段の好気槽で硝化細菌により硝化を行う工程と、沈澱槽で固液分離して上澄液を処理水として放流する工程と、該沈澱槽内の汚泥の一部を初段の嫌気槽に返送する機構を含む活性汚泥循環変法処理において、上記嫌気槽と好気槽との間に、撹拌機構と風量調整用バルブ付きの散気管をともに備えた単数段もしくは複数段の嫌気-好気両用槽を配置し、各槽内の試料をサンプリングしてNOX-N濃度を測定して、嫌気槽でのNOX-N濃度の減少量と好気槽でのNOX-N濃度の増加量から演算によって脱窒速度と硝化速度を求め、その結果から嫌気-好気両用槽への風量調整バルブの開閉制御を行ってA:O比を決定するとともに、嫌気槽側の撹拌機構の駆動状態と沈澱槽から嫌気槽への汚泥返送比とを制御することを特徴とする低水温期における活性汚泥循環変法の運転制御方法。
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