Pat
J-GLOBAL ID:200903033118045603

水中の有機炭素の全含量及び窒素の全含量を測定するための装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 奥山 尚男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993259043
Publication number (International publication number):1994265538
Application date: Sep. 22, 1993
Publication date: Sep. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 水中の有機炭素(TOC)の全含量及び窒素(TN)の全含量を測定するための装置に関する。TOC値は、水の試料の揮発性の及び溶解した及び固体の物質の和として正しく求める。【構成】 試料は相分離器Tでガス部分と液体部分とに分離される。CO2 ガスの形の無機の炭素成分すなわちTIC成分が実質的な含有成分であるガス部分が冷却器で、その水蒸気含量の大部分が冷却器で凝縮により分離除去されるほどに冷却される。乾燥されたガス部分は、比較ガスとして比較キュベットを介して導かれる。この手段は、試料のTIC成分を補償し、不可避は水蒸気横方向感度をCO2 濃度及びNO濃度測定の際に補償するために用いられる。比較キュベットから流出するガス部分は、試料の液体部分に再び完全に供給されてこれと一緒に熱反応器で酸化される。その際に発生するガス試料は、冷却器Kで水蒸気と一緒に比較ガスVの温度と同一の温度を印加され、測定ガスMとしてキュベットの測定チャンバに供給される。測定ガスMは、ガス試料の全二酸化炭素成分及び全酸化窒素成分を含有する。
Claim (excerpt):
水から取出した試料を蒸発し、熱反応器で有機炭素を二酸化炭素に酸化し、前記熱反応器で窒素を酸化窒素に酸化し、測定は、前記試料から生成される二酸化炭素(CO2 )と酸化窒素(NO)とから成るガス試料を基礎に行われ、二酸化炭素と酸化窒素との2つのガス成分を同時に測定するためにNDIRガス分析器が使用され、前記ガス分析器は、2つの隣接して位置するキュベットを有し、それぞれのキュベットに試料又は比較ガスが案内され、前記キュベットが、赤外線照射器の変調光により透過され、前記光が、キュベットの中に部分的に吸収されてから、キュベットの後ろに配置されているニューマティック受光器に入射し、前記受光器が、照射方向で前後に配置されている2つのチャンバを有し、前記チャンバのそれぞれには、ガス試料中の求める成分を充填されている、水中の有機炭素(TOC)の全含量及び窒素(TN)の全含量を測定するための装置において、比較ガス(V)として、ガス試料中の相分離器(T)を用いてガス試料から分離され冷却器(K)を介して水蒸気を添加された無機二酸化炭素成分が用いられ、前記比較ガス(V)が、前記比較チャンバ(VK1,VK2)を貫流後に、蒸発させ酸化させる試料に案内され、試料に含有されている炭素成分及び窒素成分が前記熱反応器(OX)で酸化され、前記熱反応器(OX)で発生したガス試料が前記冷却器(K)を介して水蒸気と一緒に前記比較ガス(V)と同一の温度を印加されて測定ガス(M)として前記キュベットの測定チャンバ(MK1,MK2)に案内され、測定ガス(M)は前記ガス試料の全二酸化炭素成分及び全酸化窒素成分を含有し、二酸化炭素に対して鋭敏化されている受光器(E2)で発生し、試料の全炭素成分(TC)と無機炭素成分(TIC)との差ひいて全炭素成分(TC)と有機炭素成分(TOC)との差に対応するニューマティック信号が電気増幅器(A2)で測定され、酸化窒素に対して鋭敏化されている受光器(E1)で発生し前記測定ガス(M)の水蒸気含有酸化窒素成分と前記比較ガス(V)の水蒸気成分との差ひいては前記測定ガス(M)の前記水蒸気含有酸化窒素成分と試料の窒素成分(TN)との差に対応するニューマティック信号が電気増幅器(A1)で測定されることを特徴とする水中の有機炭素の全含量及び窒素の全含量を測定するための装置。
IPC (2):
G01N 33/18 ,  G01N 31/00

Return to Previous Page