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J-GLOBAL ID:200903033228580008

メソポーラス構造体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006312639
Publication number (International publication number):2008127234
Application date: Nov. 20, 2006
Publication date: Jun. 05, 2008
Summary:
【課題】テンプレート法により形成されるメソポーラス体の細孔内に、微粒子を配置してなるメソポーラス構造体の製造方法において、効率的に細孔内に配置できるようにする。【解決手段】微粒子20との間で静電引力を発揮する性質とテンプレートと疎水性相互作用により引き合う性質とを有する有機溶媒を、テンプレートとともに混合した水溶液を作製し、この水溶液にメソポーラス体10の原料を溶解して加熱することにより、テンプレート、有機溶媒およびメソポーラス体10の原料を含むメソポーラス前駆体を形成した後、メソポーラス前駆体を沈殿物として分離して、これを再度、水中に分散させ、この分散液に微粒子20を添加することにより、有機溶媒と微粒子20との静電引力を利用して、微粒子20をメソポーラス前駆体の細孔中に内包させ、続いて、焼成によりメソポーラス前駆体中のテンプレートを焼失させる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
テンプレートを鋳型として形成されるメソポーラス体(10)の細孔(11)内に、前記細孔(11)の径よりも小さい平均粒子径を持つ微粒子(20)を配置してなるメソポーラス構造体の製造方法において、 前記微粒子(20)との間で静電引力を発揮する性質と前記テンプレートと疎水性相互作用により引き合う性質とを有する有機溶媒を、前記テンプレートとともに混合した水溶液を作製し、 前記水溶液に前記メソポーラス体(10)の原料を溶解して加熱することにより、前記テンプレート、前記有機溶媒および前記メソポーラス体(10)の原料を含むメソポーラス前駆体を形成した後、 前記メソポーラス前駆体を沈殿物として分離して、これを再度水中に分散させ、この分散液に前記微粒子(20)を添加することにより、前記メソポーラス前駆体中に存在する前記有機溶媒と前記微粒子(20)との静電引力を利用して、前記微粒子(20)を前記メソポーラス前駆体の細孔中に内包させ、 続いて、前記メソポーラス前駆体を焼成して前記メソポーラス前駆体中の前記テンプレートを焼失させることを特徴とするメソポーラス構造体の製造方法。
IPC (1):
C01B 37/00
FI (1):
C01B37/00
F-Term (18):
4G073BA14 ,  4G073BA63 ,  4G073BB71 ,  4G073BC10 ,  4G073BD11 ,  4G073CZ54 ,  4G073FA30 ,  4G073FB11 ,  4G073FC03 ,  4G073FD01 ,  4G073FD02 ,  4G073FD11 ,  4G073FD21 ,  4G073FD23 ,  4G073GB02 ,  4G073UA01 ,  4G073UA06 ,  4G073UB10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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