Pat
J-GLOBAL ID:200903033343619716

漂遊電界ゾンデ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001501871
Publication number (International publication number):2003501655
Application date: May. 23, 2000
Publication date: Jan. 14, 2003
Summary:
【要約】本発明は、電界を発生させるための発生手段、発生された電界を遮蔽するための遮蔽手段とを備えており、この場合この遮蔽手段が、電界が少なくとも部分的に遮蔽手段の外域に存在するように形成されている様式の、物質の誘電特性を測定するための漂遊電界ゾンデに関する。この発明は、電界を減結合するための遮蔽手段が外域において、少なくとも二つの開口10を備えていることを特徴としている。
Claim (excerpt):
【請求項01】 電界(E)を発生させるための発生手段(2,30)、発生された電界(E)を遮蔽するための遮蔽手段(4,4a,4c,20)とを備えており、この場合電界(E)が少なくとも部分的に遮蔽手段(4,4a,4c,20)の外部に存在しているようにこの遮蔽手段(4,4a,4c,20)が形成されている様式の、物質、特にルーズなたばこの誘電特性性を測定するための漂遊電界ゾンデにおいて、遮蔽手段(4,4a,4c,20)が電界を減結合するために少なくとも二つの開口(10)を備えていることを特徴とする漂遊電界ゾンデ。 【請求項02】 開口(10)が、電界(E)が同じ振幅の場所において減結合可能であるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項03】 発生手段(2,30)が、電界(E)が共振内に存在しているように形成されていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項04】 発生手段(2,30)が、電界(E)が高周波の交流電界であるように形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項05】 開口(10)が、電界(E)がその極大において減結合可能であるように設けられていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項06】 開口(10)が、電界(E)が同じ記号を有するその極大において減結合可能であるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項07】 遮蔽手段(4,4a,4c,20)が発生手段(2,30)のためのハウジング(4)として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項08】 開口(10)が電界(E)の波長に比して小さな直径を有していることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項09】 発生手段(2,30)が導波体(2)として形成されていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項10】 導波体がその両端部(8)における短絡により線形共振器(2)として形成されていることを特徴とする請求項9に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項11】 導波体(2)の長さが約n×λ/2(式中【外1】≧3、特に≧10を意味する。)であることを特徴とする請求項9或いは10に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項12】 導波体(2)が蛇行形状とし形成されていることを特徴とする請求項9から11までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項13】 nが奇数であり、導波体(2)の中央において電界(E)がこの導波体(2)に結合されていることを特徴とする請求項11或いは12に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項14】 導波体(2)が十字形に形成されていることを特徴とする請求項10から12までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項15】 導波体十字形の脚部の各々が5×λ/2に相当する長さを有していることを特徴とする請求項14に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項16】 導波体(2)が高抵抗性であることを特徴とすることを特徴とする請求項10から15でのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項17】 導波体(2)が、電界(E)の減結合のための位置においてその縦軸線に対して垂直方向に設けられているピン(12)を有していることを特徴とする請求項10から16でのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項18】 ピン(12)がハウジング(4)の内部に設けられている導波体(2)とハウジング外壁(4a)との間の距離を橋絡するように設けられていることを特徴とする請求項8或いは17或いは請求項1から16までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項19】 測定回路を完全にするために必要な測定減結合が遮蔽手段(4,4a,4c,20)の外部に存在している電界(E)を形成するための漂遊電界減結合部に対置して設けられていることを特徴とする請求項11から18までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項20】 測定減結合部(26)が互いに対称的に位置している点に設けられていることを特徴とする請求項19に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項21】 形成手段(2,30)が空洞共振器(30)として形成されていることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項22】 電界(E)の結合が空洞共振器(30)の中で行われるように構成されていることを特徴とする請求項21に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項23】 外域内への電界(E)の減結合のための位置において、遮蔽手段(4,4a,4c,20)の内部内にそれぞれアンテナ(12)が設けられており、これらのアンテナが空洞共振器(30)を遮蔽手段(4,4a,4c,20)内部において外域内への電界(E)の減結合するための外域と結合していることを特徴とすめ請求項21或いは22に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項24】 アンテナ(12)が誘電体から成る円筒体、特にプレツキシ・ガラスから成る円筒体として形成されていることを特徴とする請求項23に記載の漂遊電界ゾンデ。 【請求項25】 物質の誘電特性を測定する方法において、共振電界(E)を遮蔽手段(4,4a,4c,20)を内部において発生させること、遮蔽手段(4,4a,4c,20)内の開口(10)により、共振電界(E)の一部分が電界(E)の同じ記号の極大位置において、漂遊電界として検査される物質が存在している域内へ結合すること、共振電界(E)の共振周波数の変化を測定すること、の方法工程から成ることを特徴とする方法。
IPC (3):
G01N 22/00 ,  A24C 5/34 ,  G01N 22/04
FI (4):
G01N 22/00 Y ,  G01N 22/00 J ,  A24C 5/34 Z ,  G01N 22/04 C
F-Term (4):
4B044CF01Y ,  4B044CL03 ,  4B044CL10 ,  4B044CM13

Return to Previous Page