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J-GLOBAL ID:200903033382158548

亜鉛系めっき鋼板

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 潮谷 奈津夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996231774
Publication number (International publication number):1998072679
Application date: Sep. 02, 1996
Publication date: Mar. 17, 1998
Summary:
【要約】【課題】 表面に潤滑油等を塗布することなく、焼付け温度が低い場合でも、優れた潤滑性、プレス成形性、耐食性および塗料密着性を有する亜鉛系めっき鋼板を提供する。【解決手段】 亜鉛系めっき層上に形成された5〜200mg/m2の量のクロメート被膜の表面上に、80〜150 °C未満の温度で焼付けされた樹脂被膜が形成されている亜鉛系めっき鋼板であって、樹脂被膜は、固形分換算で、溶剤系熱硬化性樹脂:100 重量部、固形潤滑剤としての130 °C以下の融点を有し平均分子量が5000以下のポリエチレン樹脂:1〜30重量部、防錆顔料:3〜30重量部からなり、溶剤系熱硬化性樹脂として、重量平均分子量 8万〜25万、バイブロンの TanδからのTg値が30〜60°Cの溶剤系ポリウレタン樹脂とアルコキシル化されたメチロールアミノ樹脂を使用する。
Claim (excerpt):
鋼板と、前記鋼板の少なくとも1つの表面上に形成された、亜鉛または亜鉛系合金めっき層と、前記亜鉛または亜鉛系合金めっき層の上に形成されたクロメート被膜と、そして、前記クロメート被膜の上に塗料を塗布しそしてこれを80〜150°C未満の範囲内の温度で焼付け硬化させることによって前記クロメート被膜の上に形成された樹脂被膜とからなる亜鉛系めっき鋼板において、前記クロメート被膜の量は、金属クロム換算で、鋼板の片面当たり5〜200mg/m2 の範囲内であり、前記樹脂被膜の厚さは、鋼板の片面当たり、0.3〜5.0μmの範囲内であり、前記樹脂被膜は、固形分換算で、(1)溶剤系熱硬化性樹脂:100重量部、(2)固形潤滑剤としての、130°C以下の融点を有しそして平均分子量が5000以下のポリエチレン樹脂: 前記溶剤系熱硬化性樹脂の固形分100重量部に対して1〜30重量部、および、(3)防錆顔料:前記溶剤系熱硬化性樹脂の固形分100重量部に対して3〜30重量部、からなっており、そして、前記溶剤系熱硬化性樹脂は、重量平均分子量8万〜25万、バイブロンのTanδからのTg値が30〜60°Cの範囲内である溶剤系ポリウレタン樹脂とアルコキシル化されたメチロールアミノ樹脂とからなる熱硬化性樹脂であることを特徴とする、亜鉛系めっき鋼板。
IPC (2):
C23C 22/00 ,  B05D 7/14
FI (2):
C23C 22/00 ,  B05D 7/14 A

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