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J-GLOBAL ID:200903033754305070

光学的に安定なレーザ共振器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢野 敏雄 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996507728
Publication number (International publication number):1997508756
Application date: Jul. 20, 1995
Publication date: Sep. 02, 1997
Summary:
【要約】本発明は、末端鏡(1)と、出力結合窓(2)と、レーザ活性媒質(3)と、共振器の内部に配置された1対の発散(4)及び収斂(5)作用する光学球面鏡とを有する光学的に安定なレーザ共振器に関する。本発明の課題は、該共振器を、コンパクトな構造形で非点収差が殆ど完全に補正されるように構成することである。この課題は、共振器の基本モード軸線A1を基準とした発散鏡(4)での入射角度W1が10°よりも大きくかつ45°よりも小さく、かつ、共振器の基本モードビーム軸線A2を基準とした発散鏡(4)における入射角度W2が、所定の鏡距離SA並びに鏡(4)の所定の鏡焦点距離f1及びf2が式により決定されていることにより解決される。
Claim (excerpt):
共振器の一方の端部に配置され、光を全反射する末端鏡(1)と、共振器の他方の端部に配置され、部分反射する鏡(2)として構成された出力結合窓と、レーザ活性媒質(3)と、共振器の内部に配置された1対の光学球面鏡(4,5)とを有し、前記出力結合窓(2)でのビーム拡大するために、一方の鏡(4)が発散性でありかつ他方の鏡(5)が収斂性であり、しかも共振器の基本モードビーム軸線の両者の衝突点を基準として鏡(4,5)の面法線が1つの面内にある形式の光学的に安定なレーザ共振器において、共振器の基本モード軸線A1を基準とした鏡(4)での入射角度が10°よりも大きくかつ45°よりも小さく、その際基本モード軸線A1が全反射末端鏡(1)と発散鏡(4)の間にあり、かつ、共振器の基本モードビーム軸線A2を基準として鏡(5)における入射角度W2が、所定の鏡距離SA並びに鏡(4)の所定の鏡焦点距離f1及び鏡(5)の所定の焦点距離f2で以下の式:により決定され、その際基本モードビーム軸線A2は発散鏡(4)と収斂鏡(5)の間に位置することを特徴とする、光学学的に安定なレーザ共振器。

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