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J-GLOBAL ID：200903033814913733

固体電解質燃料電池燃料極およびその製造方法

Inventor： 松島 敏雄 ,  蓮田 良紀
Applicant, Patent owner： 日本電信電話株式会社
Agent (1)： 志賀 富士弥
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992035883
Publication number (International publication number)：1993234600
Application date： Feb. 24, 1992
Publication date： Sep. 10, 1993
Summary：

【要約】【目的】 固体電解質燃料電池の燃料極の耐久性および電極性能を向上させる。【構成】 YSZ(イットリアをドープしたジルコニア)の多孔体31を基板とし、この多孔体31の細孔内に塩化ニッケル水溶液を含浸させ、その後、加熱処理を施すことで、細孔内表面にニッケルを化学的に付着させ、燃料極金属を含浸させた多孔体32からなる燃料極を形成する。これにより、電極の基板をニッケル粒子を含まないものにして、熱膨張率差を低減させるとともに、燃料電極として作用するニッケルの表面積を大きくし、ニッケル粒子の凝集現象を無くし、電極性能を向上させる。さらに、固体電解質と同様の材質で多孔度を変えたもので燃料極を構成可能にする。

Claim (excerpt)：

燃料極と酸化剤極が固体電解質を介して配置され、該燃料極側に燃料として反応剤を供給し、該酸化剤極側に酸化剤を供給する固体電解質燃料極電池において、多孔質体を基体とし、該多孔質体の細孔内に燃料電極として作用する金属を付着させたことを特徴とする固体電解質燃料電池燃料極。

IPC (2)：

H01M 4/88 ,  H01M 8/02

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (3)

• 特開平2-072558
  
• 特開昭62-295355
  
• 特開平4-098766