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J-GLOBAL ID:200903033823625740
水素化開環メタセシスポリマーの製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小田島 平吉 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997363779
Publication number (International publication number):1998195182
Application date: Dec. 17, 1997
Publication date: Jul. 28, 1998
Summary:
【要約】【課題】 水素化開環メタセシスポリマーの製造のために、金属を含みそして高い重合及び水素化活性を有するただ一つの単一触媒を添加する方法を提供することである。【解決手段】 重合段階のための触媒として一般式(I)【化1】[式中、R1、R2、X1、X2、L1及びL2は所定の意味を有する]のルテニウム-カルベン錯体を使用して環式オレフィンから水素化開環メタセシス(コ)ポリマーを製造するための方法であって、重合の後で改質剤を添加することによって前記触媒を必要に応じて改質し、そして重合生成物を(重合の間のと同じ不活性溶媒によって又は別の不活性溶媒によって必要に応じて希釈された)溶液として余分の水素化触媒の添加無しで0°C〜200°Cの温度で2〜200barの水素圧力下で水素化させそしてこの際少なくとも60%のオレフィン性二重結合を飽和させる方法が提供される。
Claim (excerpt):
重合段階のための触媒として一般式(I)【化1】[式中、R1及びR2は、お互いに独立に、水素、C2〜C20-アルケニル、C1〜C20-アルキル、アリール、C1〜C20-カルボキシレート、C1〜C20-アルコキシ、C2〜C20-アルケニルオキシ、アリールオキシ、C2〜C20-アルコキシカルボニル、C1〜C20-アルキルチオ(これらは、C1〜C5-アルキル、ハロゲン、C1〜C5-アルコキシによって、又は必要に応じてC1〜C5-アルキル、ハロゲン、C1〜C5-アルコキシによって置換されたフェニルによって必要に応じて置換されていて良い)を意味し、X1及びX2は、お互いに独立に、任意の所望のアニオン性配位子を意味し、L1及びL2は、お互いに独立に、任意の所望の中性電子供与体を意味し、そしてX1、X2、L1及びL2の二個又は三個は、更にまた、一緒に多座キレート化配位子を形成しても良い]のルテニウム-カルベン錯体を使用して環式オレフィンから水素化開環メタセシス(コ)ポリマーを製造するための方法であって、重合の後で改質剤を添加することによって前記触媒を必要に応じて改質し、そして重合生成物を(重合の間のと同じ不活性溶媒によって又は別の不活性溶媒によって必要に応じて希釈された)溶液として余分の水素化触媒の添加無しで0°C〜200°Cの温度で2〜200barの水素圧力下で水素化させそしてこの際少なくとも60%のオレフィン性二重結合を飽和させる方法。
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