Pat
J-GLOBAL ID:200903033876141575
膜に結合したイオン結合用リガンドを用いるある種のイオンの分離及び濃縮
Inventor:
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995527746
Publication number (International publication number):1997511948
Application date: Apr. 25, 1995
Publication date: Dec. 02, 1997
Summary:
【要約】ある種の特定のイオンをより大濃度の他のイオンを含有していてもよい原溶液から除去、分離及び濃縮するための方法は、原溶液を、親水性表面特性を有する膜に共有結合したイオン結合用リガンドを含む組成物と接触させることを含む。組成物のリガンド部分は、特定イオンに対する親和性を有し、特定イオンとの錯体を形成し、それによって原溶液から特定イオンを除去する。次いで、組成物を特定イオンが可溶であるはるかに小容量の受取り用溶液又は組成物のリガンド部分が有する特定イオンに対する親和性よりも大きい特定イオンに対する親和性を有するはるかに小容量の受取り用溶液と接触させることによって特定イオンを組成物から除去し、それによって錯化したイオンをリガンドから定量的に奪い取って受取り用溶液中の濃縮された形でそれらを回収する。こうして取り出された濃縮されたイオンは、既知の方法によってさらに分離及び回収することができる。この方法は、半導体、核廃棄物洗浄、金属精練、環境清浄化、超高純度流体供給、電力、及びその他の産業上の事業において遭遇するもののような様々な原溶液から貴金属及びその他の遷移金属を含む特定イオンを除去するのに有用である。本発明はまた、リガンド-膜組成物にも関する。
Claim (excerpt):
溶液から特定のイオンを除去するのに適した、特定イオンに対する親和性を有し且つ膜に共有結合したイオン結合用リガンドを含む組成物であって、膜-リガンド組合せ物が式M-B-L (ここで、Mは、親水性表面特性を有し且つ極性官能基を含有する任意の膜であり、 Lは、膜からの活性化された極性基と反応性である官能基を含有し、特定イオンに対する親和性を有する任意のリガンドであり、 Bは、膜の活性化された極性基とリガンドの官能基との間の反応によって形成される共有結合である)によって表わされる、前記組成物。
IPC (7):
B01D 61/00
, B01D 69/02
, B01D 71/82
, B01J 39/04
, B01J 39/18
, C02F 1/42
, C08J 5/22
FI (7):
B01D 61/00
, B01D 69/02
, B01D 71/82
, B01J 39/04 J
, B01J 39/18
, C02F 1/42 Z
, C08J 5/22
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page