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J-GLOBAL ID:200903034122497400

成形性及び焼付硬化性に優れたAl-Mg-Si系合金板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 尚
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992296399
Publication number (International publication number):1994116689
Application date: Oct. 07, 1992
Publication date: Apr. 26, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 成形加工に十分対応し、十分な強度を持つ。【構成】 重量%でMg:0.3〜1.0、Si:0.5〜2.0をMg/Si比が1以下で含有し、更に主添加元素としてMn:0.05〜1.0を添加したAl合金について、バーニング温度以下で均質化処理後、熱間圧延し、結晶粒微細化処理として熱間圧延材のまま標準的な溶体化処理と水焼入れをし、加熱速度40°C/時以上で300〜450°Cの温度で4〜8時間の中間焼鈍をし、微小な析出物を生成させ、圧下率50%以上の冷間圧延をして所望の板厚とし、液体化処理として、100°C/分以上の加熱速度で500〜580°Cに急速加熱し、この温度域に10秒以上保持して後、直ちに400°C/分以上の冷却速度で焼入れし、更に50〜120°Cに1〜48時間保持することにより、結晶粒を30μm以下に制御して成形性を向上させ、更に焼付塗装して高強度化するAl-Mg-Si系合金板の製造方法。
Claim (excerpt):
重量%で(以下、同じ)、Mg:0.3〜1.0%、Si:0.5〜2.0%をMg/Si比が1以下で含有し、更に主添加元素としてMn:0.05〜1.0%を添加したAl合金について、バーニング温度以下の温度における均質化処理後、熱間圧延を行い、その後、結晶粒微細化処理として熱間圧延材のまま標準的な溶体化処理と水焼入れを行い、更に、加熱速度40°C/hr以上で300〜450°Cの温度で4〜8時間の中間焼鈍を行い、微小な析出物を生成させ、次に、圧下率50%以上の冷間圧延を行って所望の板厚とし、最後に、液体化処理として、100°C/分以上の加熱速度で500〜580°Cの温度に急速加熱し、この温度域に10秒以上保持した後、直ちに400°C/分以上の冷却速度で焼入れを行い、更に50〜120°Cの温度に1〜48時間保持することにより、結晶粒を30μm以下に制御して成形性を向上させ、更に焼付塗装処理を施すことにより高強度化することを特徴とする成形性及び焼付硬化性に優れたAl-Mg-Si系合金板の製造方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開平4-276048
  • 特開平2-205660
  • 特開昭62-177143

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