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J-GLOBAL ID:200903034478150633

情報セキュリティ通信装置および方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三好 秀和 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998031694
Publication number (International publication number):1999234265
Application date: Feb. 13, 1998
Publication date: Aug. 27, 1999
Summary:
【要約】【課題】 不確定性原理に従う量子力学的な状態に情報を符号化して転送し、第3者による盗聴や改ざん行為の有無を確認し得る情報セキュリティ通信装置および方法を提供する。【解決手段】 送信装置5では符号化装置3の制御のもとに偏光変調素子2で有意情報ビットの0を水平直線偏光に、1を垂直直線偏光に符号化し、テストビットの0を右円偏光に、1を左円偏光に符号化し、この符号化光子列を送信装置5から受信装置18に転送し、受信装置18では光子列を光分岐素子8、第1、第2の偏光分離素子9,10で水平/垂直直線偏光、右/左円偏光に偏光分離し、偏光解析装置15で偏光状態の解析を行い、送信者の申告した符号化基底選択情報と偏光状態解析結果に基づき有意情報ビットおよびテストビットの復号を行い、送受信間のテストビット値の照合により盗聴行為の検知が行われる。
Claim (excerpt):
送信装置から光子列を送信し、この光子列を受信装置で受信するとともに、該光子列による情報の転送が安全に行われているかどうかを確認し得る情報セキュリティ通信装置であって、前記送信装置は、2種類の異なる直交基底の一方を用いて有意情報ビットを符号化し、他方の直交基底を用いてテストビットを符号化するとともに、同一の有意情報ビットを符号化された多数の光子とテストビットを符号化された小数の光子とからなるフレームを作成し、このフレームを複数使用して、有意情報ビット列を表現し、この有意情報ビット列を表現する複数のフレームを受信装置に送信する手段を有し、前記受信装置は、前記送信装置から送信される複数のフレームの各々について、約半数個づつの光子をそれぞれ異なる符号化基底を用いて受信し、測定結果を得て、この測定結果に基づいて前記有意情報ビットを判定する手段と、前記測定結果と送信装置側から申告されるテストビット情報に基づいて前記受信した各フレームのテストビットを照合する手段とを有することを特徴とする情報セキュリティ通信装置。
IPC (2):
H04L 9/38 ,  H04B 10/08
FI (2):
H04L 9/00 691 ,  H04B 9/00 K

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