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J-GLOBAL ID:200903034612107979
少量のクロムイオンを含有する塩化鉄系廃液の浄液方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
中前 富士男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992304816
Publication number (International publication number):1994128760
Application date: Oct. 16, 1992
Publication date: May. 10, 1994
Summary:
【要約】【目的】 塩化鉄系廃液中に含有されているクロムを効果的に除去できるとともに、高品位の例えば銅やニッケルなどの有価金属を回収できる塩化鉄系廃液の浄液方法を提供する。【構成】 銅イオン、ニッケルイオン及び2g/リットル以下のクロムイオンを含有する塩化鉄系廃液10中に鉄粉15を添加して、残存塩化第2鉄を塩化第1鉄に還元することにより溶存塩化銅を置換析出させ、次いでこうして脱銅された混合廃液10b中に鉄粉15と少量の塩化鉄系廃液10を混入し、得られた液10cのPHを1.3〜2.5に調整し、かつ鉄イオン濃度を280g/リットル以下に制御することにより水酸化第2鉄を生成させ、一方前記脱銅された混合廃液10b中に鉄粉15を添加してニッケル40を析出させる際に同時に生成される水酸化クロムと前記水酸化第2鉄とを共沈させて前記水酸化クロムを除去する。
Claim (excerpt):
銅イオン、ニッケルイオン及び2g/リットル以下のクロムイオンを含有する塩化鉄系廃液中に鉄粉を添加して、残存塩化第2鉄を塩化第1鉄に還元することにより溶存塩化銅を置換析出させ、次いでこうして脱銅された混合廃液中に鉄粉と少量の前記塩化鉄系廃液を混入し、得られた液のPHを1.3〜2.5に調整し、かつ鉄イオン濃度を280g/リットル以下に制御することにより水酸化第2鉄を生成させ、一方前記脱銅された混合廃液中に鉄粉を添加してニッケルを析出させる際に同時に生成される水酸化クロムと前記水酸化第2鉄とを共沈させて前記水酸化クロムを除去することを特徴とする少量のクロムイオンを含有する塩化鉄系廃液の浄液方法。
IPC (3):
C23F 1/46
, C25D 21/18
, C01G 49/10
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