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J-GLOBAL ID:200903034634664189

新規アミノペプチダーゼ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤野 清也 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996040770
Publication number (International publication number):1997206074
Application date: Feb. 02, 1996
Publication date: Aug. 12, 1997
Summary:
【要約】【課題】 新規なX-プロリルジペプチジルアミノペプチダーゼ【解決手段】 ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)より産生され、サイズ排除クロマトグラフィー法による分子量測定で約200kDa、SDS電気泳動法による分子量測定で約95KDa 、等電点約5.3 、至適温度約45°C、至適pH約6.5 のX-プロリルジペプチジルアミノペプチダーゼ。N末端から2番目にプロリンを有するペプチドに作用し、C末端にプロリンを有するジペプチドを遊離させる。単体、またはアミノペプチダーゼ等と併用することによって、チーズ製造の際β-カゼイン中のプロリンに基づく苦味を除去することができる。また、鉄イオン濃度を変えることにより、酵素活性を制御することができる。
Claim (excerpt):
ラクトバチルス・ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus) が産生し、以下の性質を有するX-プロリルジペプチジルアミノペプチダーゼ。(1)分子量:サイズ排除クロマトグラフィー法による測定で約200kDaを示し、ドデシル硫酸ナトリウム (SDS)電気泳動法による測定で約 95kDaを示す。(2)等電点:約 5.3(3)至適温度:約45°C(4)至適pH:約 6.5(5)基質特異性:N末端側から2番目にプロリンを有するペプチドに作用し、C末端側にプロリンを有するジペプチドを遊離させる。(6)酵素阻害剤の影響:p-Chloromercuribenzoic acid (p-CMB) 及びp-Chloromercuribenzenesulfonic acid (p-CMBS)により活性が完全に阻害され、Phenylmethylsulfonyl fluoride (PMSF)により活性が部分的に阻害される。(7)金属イオンの影響:Cu2+、Zn2+及びFe2+により活性が阻害される。
IPC (4):
C12N 9/52 ZNA ,  C12N 1/20 ,  C12N 9/52 ,  C12R 1:225
FI (2):
C12N 9/52 ZNA ,  C12N 1/20 A

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