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J-GLOBAL ID:200903034853754193

廃棄物中和処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 荒船 博司 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996259271
Publication number (International publication number):1998080672
Application date: Sep. 30, 1996
Publication date: Mar. 31, 1998
Summary:
【要約】【課題】 コンクリートスラッジ廃材を含む比較的強いアルカリ性の廃棄物を産業廃棄物処分場に処分する際に、短期間で中和・安定化する。【解決手段】 廃棄物処分場1に埋め立てられた土砂とコンクリートスラッジ廃材を含むアルカリ性の廃棄物3に穴4を設ける。また、廃棄物3に散水し、廃棄物3に浸透した水が穴4に浸出するようにする。次いで、穴4に浸出した水を汲み上げて再び廃棄物3に散水できるようにして、水が破棄物3に浸透しながら循環するようにする。この状態で、廃棄物3に散布される水に塩酸を添加し、塩酸により廃棄物中の水酸化カルシウムを中和して水溶性の塩化カルシウムとする。そして、廃棄物3が中和された段階で、炭酸塩を浸出液に添加し、塩化カルシウムを炭酸カルシウムとして析出させ、廃棄物3をより安定な状態とする。
Claim (excerpt):
少なくともコンクリート成分を含むアルカリ性の廃棄物を中和するための廃棄物中和処理方法であって、上記廃棄物に水を散布して廃棄物に水を浸透させるとともに、水を散布された上記廃棄物から浸出する水を集水して再び廃棄物に散布することにより、水を廃棄物に浸透させながら循環させ、かつ、廃棄物に水を散布するに際し、水に塩酸を添加することを特徴とする廃棄物中和処理方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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