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J-GLOBAL ID：200903034903945025

耐衝撃性に優れる薄鋼板およびその製造方法

Inventor： 大沢 一典 ,  飯塚 栄治 ,  三浦 和哉 ,  今中 誠 ,  加藤 俊之
Applicant, Patent owner： 川崎製鉄株式会社
Agent (1)： 小川 順三 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993162185
Publication number (International publication number)：1995018370
Application date： Jun. 30, 1993
Publication date： Jan. 20, 1995
Summary：

【要約】【目的】 静的強度値に対する動的強度の値が、軟鋼板と同等以上に高い優れた耐衝撃性を有する自動車用薄鋼板を提供すること。【構成】 C:0.005 〜0.10wt%の極低C鋼であって、その組織は、任意の断面組織における10μm2 当たりの平均面積 0.2μm2 以下の析出物個数:Pn(個)と析出物1個当たりの平均面積:Pa(μm2)との関係がPn×Pa≧0.1を満足するものである。耐衝撃性に優れる薄鋼板。そして、この薄鋼板の製造に当たっては、再加熱後 950〜1100°Cの温度域に保持して曲げ, 曲げ戻しの処理を行うこと。

Claim (excerpt)：

C:0.005 〜0.10wt%、 Si:1.5 wt%以下、Mn:3.0 wt%以下、 P:1.00wt%以下、S:0.10wt%以下、 Al:0.10wt%以下、N:0.0050wt%以下を含み、さらに、Ti:(1.5×S+ 3.4×N) 〜1.0 wt%、Nb:0.003 〜1.0 wt%、 Zr:0.003 〜1.0 wt%およびV:0.003 〜1.0 wt%のうちから選ばれた1種または2種以上を含み、残部がFeおよび不可避的不純物であり、かつ任意の断面組織における10μm2 当たりの平均面積が 0.2μm2 以下である析出物の個数Pn(個)と、析出物1個あたりの平均面積Pa(μm2)との関係が、Pn・Pa≧0.1 を満足するような組織を有することを特徴とする耐衝撃性に優れる薄鋼板。

IPC (3)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14