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J-GLOBAL ID:200903034992553062

スペクトル拡散信号復調装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 恵一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995163095
Publication number (International publication number):1996335925
Application date: Jun. 07, 1995
Publication date: Dec. 17, 1996
Summary:
【要約】【目的】 復調側で逆拡散回路を2個もつオフセットQPSKスペクトル拡散信号の復調装置を提供することを目的とする。【構成】 I側及びQ側受信信号は、送信側の拡散符号と同一の逆拡散符号S(t)、及びこれを拡散符号速度の逆数の1/2だけ遅延させた逆拡散符号S(t+Tc/2)を用いて逆拡散回路(8、9)により逆拡散する。それらの出力はバンドパスフィルタ(10、11)を通り、I側の信号は拡散符号速度の逆数の1/2だけ遅延させ、合成回路(13)により合成する。合成回路(13)の出力は通常のQPSK復調器(14)により復調される。前記逆拡散符号のクロックは、前記バンドパスフィルタ(10、11)の出力の包絡線検波(18、19)の差(20)によりループフィルタ(21)及びVCO(22)を介して制御される。
Claim (excerpt):
送信側でIチャネル及びQチャネルの2系列のディジタル信号に拡散符号Aを乗じて帯域拡散したI側拡散信号及びQ側拡散信号を各々生成し、該I側拡散信号と、該Q側拡散信号を拡散符号速度の逆数の1/2遅延させたQ側遅延拡散信号とで直交搬送波を変調するオフセットQPSK変調を施したスペクトル拡散信号を復調するスペクトル拡散信号復調装置において、受信側で送信側の前記拡散符号Aと同一のI側逆拡散符号と前記拡散符号Aを前記拡散符号速度の逆数の1/2だけ遅延させたQ側逆拡散符号を出力する逆拡散符号発生手段と、前記オフセットQPSK変調を施したスペクトル拡散信号である受信信号とI側逆拡散符号の積を出力するI側逆拡散手段と、前記受信信号と前記Q側逆拡散符号の積を出力するQ側逆拡散手段と、前記I側逆拡散手段の出力のうち広帯域信号成分を除去して狭帯域I信号成分をとるI側バンドパスフィルタと、前記Q側逆拡散手段の出力のうち広帯域信号成分を除去して狭帯域Q信号成分をとるQ側バンドパスフィルタと、前記I側バンドパスフィルタの出力を前記拡散符号速度の逆数の1/2だけ遅延させるI側遅延手段と、前記I側遅延手段の出力とQ側バンドパスフィルタの出力を合成する合成手段と、該合成手段の出力を復調してI側復調データ及びQ側復調データを提供するQPSK復調手段と、前記I側バンドパスフイルタの出力を包絡線検波するI側包絡線検波手段と、前記Q側バンドパスフィルタの出力を包絡線検波するQ側包絡線検波手段と、前記I側包絡線検波手段の出力と前記Q側包絡線検波手段の出力の差分をとる差分手段と、該差分手段の出力を平滑化するループフィルタと、該ループフィルタの出力で前記拡散符号発生手段にフィードバックして前記I側逆拡散符号と前記Q側逆拡散符号を駆動するクロックを制御するVCO制御手段と、を備えたことを特徴とするスペクトル拡散信号復調装置。

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