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J-GLOBAL ID:200903034994903346

クロスフロー方式による濾過方法を用いる合成膨潤性ケイ酸塩の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋元 輝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992108418
Publication number (International publication number):1993279012
Application date: Apr. 02, 1992
Publication date: Oct. 26, 1993
Summary:
【要約】【目的】 ケイ酸マグネシウム塩の均質混合液あるいは更にアルミニウム塩を配合した均質混合液とアルカリ溶液より生成されるシリコン・マグネシウム複合体あるいはシリコン・マグネシウム・アルミニウム複合体を、副生溶解質から目詰まりをおこすことなく濾過することにより、経済的に且つ効率良く分離・洗浄及び濃縮して、高品質の合成膨潤性ケイ酸塩を製造する方法を開発する。【構成】 副生溶解質を除去して該シリコン・マグネシウム複合体あるいはシリコン・マグネシウム・アルミニウム複合体を分離・洗浄及び濃縮するに当たり、クロスフロー方式による濾過方法を用い、レイノルズ数が50〜5000の範囲に入るように設定して行う合成膨潤性ケイ酸塩の製造方法により上記目的を達成できる。
Claim (excerpt):
下記一般式(化1)で表される3-八面体型スメクタイトに類似した構造を有する合成膨潤性ケイ酸塩を合成するに当たり、該一般式の組成を満足するシリコン・マグネシウム比を有するケイ酸とマグネシウム塩の均質混合溶液と、アルカリ溶液よりシリコン・マグネシウム複合体を作り、副生溶解質を除去して該シリコン・マグネシウム複合体を分離・洗浄及び濃縮した後、該一般式の組成を満足する量の陽イオンおよび要すればフッ素イオンを添加して得たスラリーを100°C乃至350°Cの条件下で水熱反応を行い、次いで反応生成物を乾燥・粉砕する該一般式で示される合成膨潤性ケイ酸塩の製造方法において、該副生溶解質を除去して該シリコン・マグネシウム複合体を分離・洗浄及び濃縮するに当たり、クロスフロー方式による濾過方法を用い、レイノルズ数が50〜5000の範囲に入るように設定して行うことを特徴とする合成膨潤性ケイ酸塩の製造方法。【化1】(式中のa、b、cおよびyの値は0<a<10、0<b≦1、0≦c<2/3a+bおよび1≦y≦2とし、Mはアルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオンおよびアミンからなる群から選んだ少なくとも1個の陽イオンである)。
IPC (2):
C01B 33/20 ,  B01D 61/14 500
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特公昭63-006485
  • 特開昭63-205113

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