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J-GLOBAL ID:200903035084724657

新規多糖体物質

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大家 邦久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995090042
Publication number (International publication number):1996259602
Application date: Mar. 24, 1995
Publication date: Oct. 08, 1996
Summary:
【要約】【構成】 植物組織原料の存在下でバシディオマイセテス( Basidiomycetes )を培養した液中から抽出、分離される下記式【化1】(式中、Rは水素原子またはアセチル基を表わす。)で示されるα(1→4)結合D-グルコース単位からなり、その2,3位の水酸基の約30%がアセチル化された構造を有し、分子量が500〜 10000である新規多糖体物質。【効果】 本発明の多糖体物質は生物応答修飾剤(BRM)としての性質を示し、免疫増強剤または免疫賦活剤として利用できる。
Claim (excerpt):
下記式【化1】(式中、Rは水素原子またはアセチル基を表わす。)で示されるα(1→4)結合D-グルコース単位からなり、その2,3位の水酸基の約30%がアセチル化された構造を有し、下記の性質を有することを特徴とする新規多糖体物質;(1) 性状:白色の無晶形粉末で無味無臭、(2) 溶解性:アルコール、アセトン、ヘキサン、ベンゼン、酢酸エチル、四塩化炭素、クロロホルムおよびエーテルに不溶であり、水、ホルムアミドおよびジメチルスルホキシドに可溶、(3) 水溶液のpH:中性、(4) 構成糖:グルコースのみ、(5) 分子量:500〜 10000、(6) 比旋光度:[α]D (24°C)=+112 ゚〜+116 ゚(7) 呈色反応:アンスロン硫酸反応、フェノール硫酸反応およびクロモトロープ硫酸反応が陽性であり、ビューレット反応、ローリー・フォーリン反応、エルソン・モンガン反応およびヨード反応がそれぞれ陰性である、(8) 融点:明確な融点を示さない、(9) IR吸収スペクトル:アセチル基に特徴的吸収を示す、(10) 13CNMRスペクトル:α-1,4グルカンおよびアセチル基に特徴的スペクトルを示す。
IPC (4):
C08B 37/00 ,  A61K 31/715 ABD ,  C12P 19/04 ,  C12R 1:645
FI (3):
C08B 37/00 P ,  A61K 31/715 ABD ,  C12P 19/04 B

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