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J-GLOBAL ID:200903035299201582

嫌気式豚糞尿廃水処理方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 林 孝吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993135810
Publication number (International publication number):1995008991
Application date: Jun. 07, 1993
Publication date: Jan. 13, 1995
Summary:
【要約】【目的】 豚糞尿廃水を環境保全と経済効率の条件に合致するように処理する。【構成】 豚糞を嫌気醗酵と活性汚泥好気性分解を為さしめ、有効に微生物を取出して畜牧廃水の処理を行う嫌気式の豚糞尿廃水処理方法及び装置。
Claim (excerpt):
嫌気式豚糞尿廃水処理の装置で、下記のものを含む:?@ 原廃水池: 豚糞尿の廃水を収集する池であって、その池の深さが約1.8メートルで、その中には混合攪拌装置が設けられている。これによって豚糞などの固形物と尿水を十分に混合して、池の底に沈澱することがないようにする。?A 沈砂池: 地面に築造した矩形の水池形状の構造物で、その下側の底には水出口が設けられていて、その水出口の外側に出口弁を設けて、池にたまった砂を池の外側に排出する。この中には粉砕管とブロワーがあって原廃水池の中の豚糞尿の混合液を吸送し並びにそれを粉砕する。?B 醗酵池: 池の深さが約1.5〜2メートルの矩形の池で、その中には導流壁、流れ止め板が設けられ、池の中の水流速度を下げて廃水が醗酵池で反応する時間を増加させ、更に、水位計を設けて水位の制御を行い、自動的に醗酵後の廃水を調整池の中に排入する。?C 調整池: 嫌気醗酵をした後の廃水を貯留して、曝気池に進入する前に先に短時間溜め、これによって水流をゆるめて水量と水圧を調整する。この調整池の中には曝気装置があって、先に水中の酸素含有量を高め、更に、沈水ポンプを設けて廃水を曝気池に送って反応させる。?D 曝気池: 継続性操作の曝気水池で、池の中には曝気装置があって十分なる酸素含有量を供給し、更に、進水量を調節する小型の貯水池を設け、これで廃水の進入量を調節すると共に反応時間を制御する。?E 沈澱池: 池の底が略漏斗状になっている沈澱池で、曝気池で処理をした水が洩れ口からこの沈澱池の中に流れ込み、沈澱分離並びに水中の活性の汚泥を回収して溜める。この外に沈澱池の外側に一つのポンプと一本の導管を設けて池の底に伸入し、ポンプの吸力によって汚泥を池の底から導管を経て抜き出す。上記で述べた装置で順序よく組合せて豚糞尿廃水中の有機肥料を有効に回収し、且つ、水圧の浄化ができる。
IPC (3):
C02F 3/30 ZAB ,  C02F 3/30 ,  C05F 3/06

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