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J-GLOBAL ID:200903035303195754

軸受のシール装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 後藤 隆英
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995331021
Publication number (International publication number):1996210365
Application date: Nov. 27, 1995
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】【課題】 軸受シール装置の耐外力保持性能を高め、軸受オイルを良好に保持することを可能とする。【解決手段】 両端開口構造の軸受部を有するものにおいて、所定の条件を満足する隙間変化部15を両端に2個所設けて軸受部16から隙間変化部15までオイルを満たした状態とし、両隙間変化部15の内容量を軸受部16の内容量の10%以上、かつラジアル軸受部132の内容量に対して100%以上に設定するとともに、隙間変化部外端15bにおける隙間を隙間変化部内端15aにおける隙間の2倍以上に設定することによって、オイル注入量や内部容量のばらつき、回転等によるスラスト軸受の浮上や発熱を原因とする内容量の変化、蒸発や内部混入空気によるオイル容量の変化などが生じても、軸受部に常にオイルを保持するように構成したもの。
Claim (excerpt):
固定部材に対し回転体を回転自在に支承するためのラジアル軸受及びスラスト軸受からなる軸受部が設けられ、該軸受部よりも外側の2個所に隙間変化部が設けられ、該隙間変化部の一方側から他方側にかけてオイルが充填された軸受のシール装置であって、上記隙間変化部は、1)上記軸受部側の隙間変化部内端で該隙間変化部における最小隙間を有するとともに、上記軸受部とは逆側の隙間変化部外端で該隙間変化部における最大隙間を有し、2)上記軸受部側から見た上記隙間変化部の角度を隙間傾斜角としたとき、上記隙間変化部内端から隙間変化部外端にかけての隙間傾斜角が0°以上であり、3)上記隙間変化部外端は、上記隙間変化部の対向面に対する隙間が0.8mm以下、かつ、隙間傾斜角が45°以下の位置であり、4)上記両隙間変化部の内容量を、上記2箇所の隙間変化部の間の内容量に対して10%以上、かつラジアル軸受部の内容量に対して100%以上に設定するとともに、上記隙間変化部外端における隙間間隔が、隙間変化部内端における隙間間隔に対して2倍以上に設定されていることを特徴とする軸受のシール装置。
IPC (2):
F16C 33/74 ,  F16C 33/10

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