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J-GLOBAL ID:200903035563208957
剪断リングを利用した鋼材の接合構造並びにその鋼材の接合工法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
伊藤 捷雄
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000591295
Publication number (International publication number):2002533598
Application date: Dec. 27, 1999
Publication date: Oct. 08, 2002
Summary:
【要約】【課題】本発明はボルトと剪断リングを利用して剪断力が作用し得る母材と添え板または板と板の接合構造を実現し、施工作業性を向上させ、材料を節減し、接合強度および耐久性を向上させることができる鋼材の接合構造並びにその鋼材の接合工法を提供する。【解決手段】複数個の母材110と添え板120のボルト孔111,121を通じてボルト30とナット31により締結され、前記母材110と添え板120が互いに接触する面のそれぞれに形成する少なくとも1列以上の環状溝112,122に剪断リング10を挿し込み、ボルト30とナット31の締結力と共に母材110と添え板120を結合する鋼材の接合構造において;前記ボルト30とナット31の締結力に対抗して温度の変化、静的荷重や振動・地震・動的荷重などによる母材110と添え板120の変形や変位を前記ボルト孔111,121の側壁部がボルト30に接触する直前まで許し、その以後の変形や変位により剪断リング10に剪断力が作用するようにボルト111,121の余裕空間d1より小さい余裕空間d2が母材110と添え板120のいずれ一つの環状溝112,122に設けられ、前記変形や変位が生じたときに母材110と添え板120の接合面から上下に少なくとも一部分に亘って母材110の側壁部と接触する中央側壁面15が母材110と対応して前記剪断リング10の側壁面に設けられたことを特徴とする。
Claim (excerpt):
互いに重ねられて締結されて接合される少なくとも一つの第一鋼材(母材)と第二鋼材(添え板)のそれぞれにボルト孔が形成され、その添え板と母材のボルト孔を通じてその添え板と母材がボルトとナットにより締結され、前記母材と添え板が互いに接触する面のそれぞれに少なくとも列以上の環状溝が形成され、その母材と添え板の環状溝に挿し込まれる剪断リングによりボルトおよびナットと共に母材と添え板の滑りを防止するための鋼材の接合構造において、 前記ボルトとナットの締結力に対抗して温度の変化、静的荷重や振動・地震・動的荷重などによる母材と添え板の変形や変位を前記ボルト孔の側壁部がボルトに接触する直前まで許し、その以後の変形や変位により剪断リングに剪断力が作用するようにボルト孔の余裕空間より小さい余裕空間を母材と添え板のいずれ一つの環状溝に設け、前記変形や変位を生じたときに母材と添え板の接合面から上下に少なくとも一部分に亘って母材の側壁部と接触する中央側壁面を母材と対応して前記剪断リングの側壁面に設けたことを特徴とする剪断リングを利用した鋼材の接合構造。
IPC (3):
E04B 1/58 503
, F16B 5/02
, E01D 2/00
FI (3):
E04B 1/58 503 F
, F16B 5/02 H
, E01D 9/00
F-Term (12):
2D059GG55
, 2E125AA76
, 2E125AF03
, 2E125AG12
, 2E125CA06
, 3J001FA05
, 3J001GB01
, 3J001HA04
, 3J001JA10
, 3J001KA19
, 3J001KA21
, 3J001KB04
Patent cited by the Patent:
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