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J-GLOBAL ID:200903035673972261
骨粗鬆症診断装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996137006
Publication number (International publication number):1997313483
Application date: May. 30, 1996
Publication date: Dec. 09, 1997
Summary:
【要約】【課題】 骨密度の状態を正確に推定し、信頼性の高い診断を簡易に行う。【解決手段】 トランスデューサ1は、周波数が掃引される連続波の超音波を繰り返し被験者の骨に向けて送波し、骨からのエコーを受波する。受波信号(電気信号)に基づいて、骨からのエコーのCOS成分及びSIN成分が検波され、デジタル信号に変換される。デジタル化されたCOS成分とSIN成分とから逆フーリエ変換して送信残響等を除去し骨エコー波形が抽出される。次に、CPU11は、エコーレベルの中から最大エコーレベルを抽出し、最大エコーレベル抽出時の骨エコー波形に基づいてフーリエ変換してスペクトルを求め、このスペクトルに基づいて、骨の(特性)音響インピーダンスを算出する。これにより振幅情報及び位相情報が得られるので、骨粗鬆症がかなり進行して骨の音響インピーダンスが軟組織のそれより小さくなっていても、正確な診断が可能となる。
Claim (excerpt):
超音波トランスデューサを被験者の所定の骨を覆う皮膚表面に当てた状態で、該超音波トランスデューサの送受波面の向きを様々に変えながら、超音波を前記皮膚下の骨に向けて送波すると共に、前記超音波トランスデューサが超音波受波時に電気信号として出力する受波信号に基づいて、前記骨から戻ってくる前記超音波のエコーを検出し、該エコーに基づいて骨粗鬆症を診断する超音波反射式の骨粗鬆症診断装置であって、所定の時間持続し、かつ、所定の周波数幅の範囲で周波数が時間と共に変化する連続波電気信号を繰り返し生成して前記超音波トランスデューサに与え、該超音波トランスデューサに前記連続波電気信号に対応した連続超音波を送波させる信号発生手段と、前記連続超音波のエコーを受波した結果として、前記超音波トランスデューサから電気信号として出力される受波信号に基づいて、送波された前記連続超音波のエコーのうち、前記連続波電気信号と同期した第1の成分を検出する第1のエコー検出手段と、前記連続電気信号に対して位相が略90度ずれた第2の成分を検出する第2のエコー検出手段と、前記第1のエコー検出手段によって検出された前記第1の成分を第1のデジタル信号に変換する第1のアナログ/デジタル変換器と、前記第2の検出手段によって検出された前記第2の成分を第2のデジタル信号に変換する第2のアナログ/デジタル変換器と、前記第1及び第2のアナログ/デジタル変換器から出力される前記第1及び第2のデジタル信号に基づいて、前記骨のエコーレベルを検出するエコーレベル検出手段と、検出された前記エコーレベルの中から最大エコーレベルを抽出するための最大エコーレベル抽出手段と、抽出された前記最大エコーレベルに基づいて、前記骨の複素音響特性情報を算出する演算手段と、該演算手段によって算出された前記骨の複素音響特性情報に基づいて、骨粗鬆症を判断する判断手段とを備えてなることを特徴とする骨粗鬆症診断装置。
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