Pat
J-GLOBAL ID:200903035899590140
尿素を用いた脱硝方法および装置
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
松永 孝義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992320054
Publication number (International publication number):1994165913
Application date: Nov. 30, 1992
Publication date: Jun. 14, 1994
Summary:
【要約】【目的】 液化NH3より安全で取扱いの容易な尿素をNH3と同様に脱硝用還元剤として使用できる技術を提供すること。【構成】 塩基または酸触媒の水溶液からなる触媒液9を入れた反応槽6を100°C以上に加熱して、これに尿素もしくは尿素水溶液をタンク2から連続的に供給してNH3とCO2を発生させると同時に水を蒸発させ、発生したNH3とCO2水蒸気の混合気体を煙道19の排ガス中に注入口5から注入し、排ガス中のNOxを脱硝触媒8上で接触還元する。(NH2)2CO+H2O=2NH3+CO2 (1)触媒液9を100°C以上に保つことで、尿素水中の水が速やかに蒸発し、発生した水蒸気がNH3やCO2の分圧を下げること、発生したガス成分は配管12により直ちに系外へ取り除かれること、およびN2、空気または燃焼排ガスをキャリアガスとして触媒液9に吹き込むことで式(1)の反応を促進させる。
Claim (excerpt):
排ガス中の窒素酸化物を脱硝触媒により接触還元させる脱硝方法において、アルカリ金属、アルカリ土類金属または希土類元素の中のいずれか一種類以上の炭酸塩、ホウ酸塩または水酸化物からなる塩基性化合物または無機強酸または有機強酸のアンモニウム塩からなる酸性化合物のいずれかの化合物のうち、少なくとも一種以上の化合物を含有する水溶液からなる触媒液を加熱し、該加熱触媒液中に尿素もしくは尿素水溶液を連続的に供給してアンモニアと二酸化炭素を発生させると同時に水を蒸発させ、発生したアンモニア、二酸化炭素および水蒸気の混合気体を排ガス中に注入し、前記混合気体中のアンモニアによって排ガス中の窒素酸化物を脱硝触媒上で接触還元することを特徴とする尿素を用いた脱硝方法。
IPC (4):
B01D 53/34 129
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/36 ZAB
, B01D 53/36 101
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page