Pat
J-GLOBAL ID:200903036199086391

多層階建物における既設柱の補強工法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松島 秀俊
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996093259
Publication number (International publication number):1997256645
Application date: Mar. 22, 1996
Publication date: Sep. 30, 1997
Summary:
【要約】【課題】 多層階建物の既設柱に取り付けて柱を補強できる工法を提供する。【解決手段】 主筋鉄筋20の上部に収容スリーブ体22を固着してその上端面を開口させ、下端に欠設した切欠部23に鉄筋20の下端部201を露出させたPC板を設け、これを各階の補強すべき既設柱1の露出外周部に、下のスラブ上面と上のスラブ下面との間に施工間隙をおいて配置し、ついでスラブに透設した取付孔16から、長ナット30を螺着した短い接続鉄筋3を下のPC板2の収容スリーブ体22に挿入し、上のスラブ上に配置した同一のPC板の切欠部23で長ナット30を螺動させて該切欠部23に露出している鉄筋20の下端部と接続鉄筋3とを連結した後、鉄筋20の露出部、スラブの取付孔16、収容スリーブ体内、PC板とスラブ上下面の施工間隙及びPC板裏面と既設柱1との間隙にモルタルを注入する。
Claim (excerpt):
ビルや集合住宅等の多層階建物における既設柱を補強するものにおいて、各階の補強しようとする既設柱の露出している外周部に、鉄筋や鉄板等の鋼材を上下端前側に露出させて成る補強用PC板を下のスラブ上面と上のスラブ下面との間に夫々若干の施工間隙をおいて配置し、夫々のスラブに取付孔を上下方向に透設して該スラブを介した上下のPC板の対向する上下端で露出した鋼材を連結材で連結した後、鋼材の露出部、スラブの取付孔、PC板とスラブ上下面の施工間隙及びPC板裏面と既設柱との間隙等の空隙に接着材を注入することでスラブを介して上下のPC板を連結固着することを特徴とする多層階建物における既設柱の補強工法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特公平6-094733
  • 特公昭58-021048

Return to Previous Page