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J-GLOBAL ID:200903036313197859

オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野中 克彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992061111
Publication number (International publication number):1993220825
Application date: Feb. 17, 1992
Publication date: Aug. 31, 1993
Summary:
【要約】【目的】二軸押出機を用いて、分散性に優れ、ゴム的性質と成形性の改善されたオレフィン系熱可塑性エラストマーを、連続かつ一工程で製造できる方法を提供する。【構成】オレフィン系共重合体ゴムおよびポリオレフィン系樹脂を主成分とする混合物を、二軸押出機に直接供給し、有機過酸化物の存在下で動的熱処理することによって、部分的に架橋されたゴム分を含むオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物を製造する際、分解温度の高い有機過酸化物を使用し、二軸押出機の原料供給口側のシリンダー温度を低温にして動的熱処理を行い、出口側のシリンダー温度を高温にすることで、動的熱処理を完結させる。【効果】 連続かつ一工程で容易に製造でき、成形品としたとき外観良好で、電子顕微鏡観察でも均一で緻密に分散し、柔軟性と歪回復性などゴム的性質が改善されたオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法である。
Claim (excerpt):
オレフィン系共重合体ゴムおよびポリオレフィン系樹脂を主成分とする混合物を、L/Dが20以上の二軸押出機に直接供給し、半減期が一分となる温度が160°C以上の有機過酸化物の存在下で動的熱処理する際、該二軸押出機の原料供給口側のシリンダー温度を該二軸押出機の口径の10倍長以上に渡って、130°C〜155°Cの温度に制御し、かつ該温度に制御されたシリンダー部分以外のダイス側のシリンダー温度を該二軸押出機の口径の10倍長以上に渡って、180°C〜280°Cに制御しておくことを特徴とするオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の製造方法。
IPC (7):
B29C 47/92 ,  C08J 5/00 CEQ ,  C08J 5/00 CES ,  C08K 5/14 KES ,  C08L 23/02 LCD ,  C08L 23/10 LDD ,  C08L 23/16 LCY

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