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J-GLOBAL ID:200903036854580604

車両の姿勢制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 弘 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997069490
Publication number (International publication number):1998264794
Application date: Mar. 24, 1997
Publication date: Oct. 06, 1998
Summary:
【要約】【課題】 車両状態量として演算する横滑り角の積分誤差を吸収して、姿勢制御時の安定性を向上する。【解決手段】 路面の摩擦係数μが高くかつ舵角変化が小さくて車両の定常走行状態にあるときに参照値βref の信頼性が高いと判断し、推定横滑り角βcontの誤差の補正速度を、その参照値βref の信頼性が高いほど増加する方向に補正し、その補正はカットオフ周波数Cf により決定する。すなわち、参照値βref の信頼性が低い場合には、カットオフ周波数Cf を小さくして参照値βref へゆっくりと補正して推定横滑り角βcontを実際に制御に利用されるようにし、反対に参照値βref の信頼性が高い場合には、カットオフ周波数Cf を大きくして推定横滑り角βref により速く補正して参照値βref を実際に制御に利用されるようにする。
Claim (excerpt):
車両状態量に基づいて演算される目標横滑り角と推定横滑り角との偏差が所定偏差以上となると、該推定横滑り角が目標横滑り角に収束するように車両の姿勢を制御する車両の姿勢制御装置であって、車速を検出する車速検出手段と、車両のステアリング舵角を検出する舵角検出手段と、車両に発生するヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、車両に発生する横方向加速度を検出する横方向加速度検出手段と、上記各検出手段により検出された車速、ステアリング舵角、ヨーレート及び横方向加速度に基づき演算される車両の横滑り速度を積算して上記推定横滑り角を演算する推定横滑り角演算手段と、車両走行路面の摩擦係数を検出する路面摩擦係数検出手段と、上記路面摩擦係数検出手段により走行路面の摩擦係数が高い状態と検出され、かつ舵角検出手段により検出されたステアリング舵角の変化量が小さくて車両が定常旋回走行状態にあるときに、上記推定横滑り角演算手段により演算された推定横滑り角を目標値に近づける補正手段とを備えたことを特徴とする車両の姿勢制御装置。
IPC (2):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z

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