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J-GLOBAL ID:200903037257178265

バイオマスの製造方法及び装置植物材料を分断して容易に加水分解可能なセルロース粒子を製造する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 小池 晃 ,  田村 榮一 ,  伊賀 誠司
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2002558390
Publication number (International publication number):2004526008
Application date: Jan. 16, 2001
Publication date: Aug. 26, 2004
Summary:
セルロースバイオマスを分断(disrupting)して加水分解しやすいセルロースパウダを製造する方法は、準結晶セルロースを徐々に水和し、この水和によって隣接するポリマ鎖間の水素結合を断ち、同時にセルロースポリマ鎖を剥離するための機械的な力を印加する。この分断を好適に行うには、セルロースバイオマス粒子を攪拌して、容器内にこの粒子の気体状の浮遊体を生成する。そして、この粒子の浮遊体の温度を上昇させ、微細な噴霧又は霧として、水を徐々に供給する。これにより、セルロース粒子は、目に見える量の液体状の水を生じることなく、徐々に水和される。セルロース粒子は、攪拌の速度を速め、水の供給を停止し、霧を外気に換気することによって、定期的に脱水することもできる。最終的に製造される製品は、非常に微細な粉末であり、この粉末は、化学的な加水分解又は酵素分解によって容易に単純な糖に分解することができる。
Claim (excerpt):
セルロースバイオマスを分断して加水分解しやすいバイオマスを生成するバイオマス製造方法において、 セルロースバイオマス粒子を攪拌して、水の霧を含む容器内の気体中に該セルロースバイオマス粒子の浮遊体を生成する工程と、 上記浮遊体の温度を35°C以上に高める工程と、 液体状の余分な水が溜まることなく、上記セルロースバイオマス粒子が水を吸収するのに十分にゆっくりした速度で、水を微細な噴霧又は霧として供給する工程と、 上記セルロースバイオマス粒子が更なる水を吸収できなくなるまで、上記水の供給を継続する工程とを有するバイオマス製造方法。
IPC (2):
C08B1/00 ,  B09B3/00
FI (3):
C08B1/00 ,  B09B3/00 304Z ,  B09B3/00
F-Term (31):
4B065AA72X ,  4B065CA60 ,  4C090AA04 ,  4C090AA06 ,  4C090AA07 ,  4C090BA24 ,  4C090BC08 ,  4C090CA01 ,  4C090CA03 ,  4C090CA04 ,  4C090CA05 ,  4C090CA07 ,  4C090CA26 ,  4C090CA31 ,  4C090CA42 ,  4C090CA43 ,  4C090CA47 ,  4C090DA31 ,  4D004AA02 ,  4D004AC05 ,  4D004CA04 ,  4D004CA34 ,  4D004CC03 ,  4D004CC05 ,  4D004CC07 ,  4D004CC11 ,  4D004CC15 ,  4D004CC17 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D004DA07

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