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J-GLOBAL ID:200903037278613867

地熱発電方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 内田 明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994273400
Publication number (International publication number):1996135561
Application date: Nov. 08, 1994
Publication date: May. 28, 1996
Summary:
【要約】【目的】 微生物による硫化水素含有ガスの脱硫方法を利用した地熱発電方法に関する。【構成】 生産井から取出された蒸気を発電に使用したのち凝縮させて凝縮水と硫化水素含有ガスとに分離し、硫化水素含有ガスは微生物処理槽で処理する地熱発電方法において、前記微生物処理槽とは独立に設けられた菌体増殖用培養槽で得られた菌体培養液と水又は還元井に戻す熱水の一部を供給して反応液の初期菌体濃度を調整した微生物処理槽に硫化水素含有ガスを供給して脱硫を行い、微生物処理槽の活性が低下し脱硫能力が低下した時点で酸性化した反応液を取り出し、還元井に戻す熱水に添加するようにすることを特徴とする地熱発電方法。【効果】 従来の微生物処理槽において必要であった菌体増殖用の無機栄養塩類の添加が不要となる。
Claim (excerpt):
生産井から取出された熱水を蒸気と熱水とに分離し、得られた蒸気を発電に使用したのち凝縮させて凝縮水と硫化水素含有ガスとに分離し、硫化水素含有ガスは高温、好酸の硫黄酸化細菌を用いた微生物処理槽で処理して硫化水素を酸化して硫酸に転換することにより脱硫し、生成した硫酸により酸性化した反応液を還元井に戻す熱水に添加する地熱発電方法において、前記微生物処理槽とは独立に設けられた菌体増殖用培養槽で得られた菌体培養液と水又は還元井に戻す熱水の一部を供給して反応液の初期菌体濃度を調整した微生物処理槽に硫化水素含有ガスを供給して脱硫を行い、微生物処理槽の活性が低下し脱硫能力が低下した時点で酸性化した反応液を取り出し、新たに反応液を調製して脱硫を継続し、取り出した反応液は還元井に戻す熱水に添加するようにすることを特徴とする地熱発電方法。
IPC (2):
F03G 4/00 521 ,  B01D 53/52
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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