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J-GLOBAL ID:200903037287528023

液体シンチレータによる多核種分別測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 研二 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991291502
Publication number (International publication number):1994265639
Application date: Nov. 07, 1991
Publication date: Sep. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 γ線源などの外部標準線源を用いることなくクエンチング補正を行って、多核種の同時分別を実現する。【構成】 ステップ101では、各クエンチングレベル毎に各核種の基準サンプルの実測定から基準スペクトルが求められ、次にステップ103では試料のスペクトル測定が行われる。ステップ104では、各クエンチングレベル毎に、各核種の基準スペクトルの合成が行われ、その合成スペクトルと試料スペクトルとの比較における残差が最小となる強度係数の組合せが判定される。ステップ105では、その判定結果から各核種についての分量や放射能などを換算する。
Claim (excerpt):
分別すべき核種毎に用意された比放射能が既知の標準サンプルをそれぞれ別個に液体シンチレーション溶液に入れ、その溶液のクエンチングレベルを0から所定のレベルまで段階的に変化させ、各クエンチングレベルにおける各核種のエネルギースペクトルを求め、それらを基準スペクトルとして記憶しておく基準スペクトル準備工程と、試料のエネルギースペクトルを測定する試料測定工程と、同一クエンチングレベルにおける各核種の前記基準スペクトルに核種別に所定の強度係数を掛けて合成する合成スペクトル作成工程及びこの合成スペクトルと前記試料スペクトルとを比較し不一致量である残差を求める比較工程、を有し、前記各クエンチングレベル毎に、各核種に対する前記強度係数を別個に可変させつつ前記合成スペクトル作成工程と前記比較工程とを実行し、前記残差が最小となる前記強度係数の組合せ及びその時のクエンチングレベルを判定する判定工程と、前記判定された強度係数の組合せから各核種の量を換算する核種量算出工程と、 を含むことを特徴とする液体シンチレータによる多核種分別測定方法。

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