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J-GLOBAL ID:200903037289389683

有機電解質電池の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松井 光夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991348444
Publication number (International publication number):1993159807
Application date: Dec. 05, 1991
Publication date: Jun. 25, 1993
Summary:
【要約】【目的】 容量が大きく、かつ急速充電特性に優れた二次電池の製造方法を提供する。さらには長期に亘って充放電が可能で安全性に優れており、しかも製造が容易でかつ経済的な二次電池の製造方法を提供する。【構成】 (a) 水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5 であって、かつBET法による比表面積が 600m2 /g以上であるポリアセン系有機半導体である不溶不融性基体と(b) 平均粒径が1μm以下である五酸化バナジウムとの複合物である活物質および(c) 導電材を含み、かつ0.1μm以下の細孔直径を有する細孔体積が全細孔体積に対して70%以上を占める正極、(a) 水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5 であるポリアセン系有機半導体である不溶不融性基体と(b) 熱硬化性樹脂とを含む成形体に、リチウムを原子百分率で3%以上担持させたものである負極、およびリチウム塩の非プロトン性有機溶媒溶液を含む電解液を備えた有機電解質電池の製造方法であって、正極を、(b) と(c) の一部とを同時に粉砕混合した後、これと(a) および(c) の残部を混合または粉砕混合し、次いで成形して製造する方法。
Claim (excerpt):
(1)(a) 炭素、水素及び酸素からなる芳香族系縮合ポリマ-の熱処理物であって、水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5 であるポリアセン系骨格構造を有し、かつBET法による比表面積が 600m2 /g以上である不溶不融性基体と(b) 平均粒径が1μm以下である五酸化バナジウム粒子との複合物である活物質および(c) 導電材を少なくとも含み、かつ(2)0.1μm以下の細孔直径を有する細孔体積が全細孔体積に対して70%以上を占める(水銀圧入法により測定)ものである正極、(a) 炭素、水素及び酸素からなる芳香族系縮合ポリマ-の熱処理物であって、水素原子/炭素原子の原子数比が0.05〜0.5 であるポリアセン系骨格構造を有する不溶不融性基体と(b) 熱硬化性樹脂とを含む成形体に、リチウムを不溶不融性基体の炭素原子に対して原子百分率で3%以上担持させたものである負極、およびリチウム塩を非プロトン性有機溶媒に溶解した溶液を含む電解液を備えた有機電解質電池の製造方法であって、該正極を製造する際に、(b) と(c) の一部とを同時に粉砕混合した後、これと(a) および(c) の残部を混合または粉砕混合し、次いで成形する方法。
IPC (3):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58

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