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J-GLOBAL ID:200903037381226618

四塩化チタン水溶液の製造方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 倉内 基弘 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000203492
Publication number (International publication number):2002029747
Application date: Jul. 05, 2000
Publication date: Jan. 29, 2002
Summary:
【要約】【課題】 塩酸ガスの発生、発熱による固形物析出問題を解決し、高純度でかつ品質の安定した四塩化チタン水溶液を工業的規模で製造する方法装置の提供。【解決手段】 (イ)反応槽1において水中に四塩化チタンを供給することにより四塩化チタンと水を接触、反応させ、(ロ)酸化チタン水和物が析出した場合には、それを溶解させ、(ハ)四塩化チタンと水を独立にかつ同時に供給することにより四塩化チタン水溶液を生成し、(イ)〜(ハ)の少なくとも(ハ)において、循環装置4に設けたセンサーS1及びセンサーS2により四塩化チタン水溶液の電気伝導度を測定し、又(ハ)において四塩化チタン水溶液の比重を測定することにより、四塩化チタン及び/又は水の供給量を制御する。
Claim (excerpt):
(イ)水中に四塩化チタンを供給することにより四塩化チタンと水を接触、反応させ、四塩化チタン水溶液を生成し、(ロ)酸化チタン水和物が析出した場合には、四塩化チタンを水1モルに対し0.1モル/時間以上で供給することにより反応系の塩素濃度を3モル/L以上として前記析出した酸化チタン水和物を反応系に溶解させ、四塩化チタン水溶液の生成を継続し、(ハ)その後、酸化チタン水和物を溶解させた反応系に四塩化チタンと水を独立にかつ同時に供給することにより酸化チタン水和物の析出を回避しつつ所要量の四塩化チタン水溶液を生成し、この際(イ)〜(ハ)の少なくとも(ハ)において、生成した四塩化チタン水溶液の電気伝導度を測定し、測定した四塩化チタン水溶液の電気伝導度に基づいて、四塩化チタン及び/又は水の供給量を制御することを特徴とする四塩化チタン水溶液の製造方法。

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