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J-GLOBAL ID:200903037381483386
中性子およびX線又はガンマ線光子の同時選択検出装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
萩野 平 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994011298
Publication number (International publication number):1994235772
Application date: Jan. 06, 1994
Publication date: Aug. 23, 1994
Summary:
【要約】【目的】 容易に入手可能な手段により二つのエネルギーチャネルを有する単一の分光測定システムを用いて二つのシンチレーション形を完全に分離可能な中性子とX線又はガンマ線光子の同時選択検出装置を提供すること。【構成】 本装置は光電子増倍管(14)と連係し中性子に反応するシンチレータ(6)とX線又はガンマ線光子に反応するシンチレータ(4)とを有する検出器と、中性子に反応するシンチレータにより生成された光子を光電子増倍管へ誘導し光電子増倍管により供給された中性子によるシンチレーションスペクトルの低エネルギー方向にシフトさせる前記光子により構成された放射を減衰させる手段(6)とから構成される。シンチレータと前記手段(6)は中性子によるシンチレーションとX線又はガンマ線光子の光電ピークが互いからと光電子増倍管の背景ノイズから隔てられたエネルギーバンド内にあるように選ぶ。
Claim (excerpt):
中性子に反応し同中性子との相互作用によってX線又はガンマ線の光子を生成しない第1のシンチレータと、X線又はガンマ線光子に反応する第2のシンチレータとを組込み光電子増倍手段と連係した検出器を備える中性子およびX線又はガンマ線光子の同時選択検出装置において、第2のシンチレータが無機質単結晶で、同時に、一方では光電子増倍手段に対して中性子の衝撃の下で第1のシンチレータにより生成される光子を誘導し、他方で第1のシンチレータにより生成される前記光子により構成される放射の強度を小さくする誘導減衰手段をも備え、かくして前記誘導減衰手段が光電子増倍手段により供給される中性によるシンチレーションの振幅スペクトルを低エネルギー方向へシフトさせ、第1と第2のシンチレータと誘導減衰手段が中性子によるシンチレーションとX線又はガンマ線の光子によるシンチレーションの光電ピークとが一方では互いに明確に分離され他方では光電子増倍手段の電子背景ノイズから隔てられたエネルギーバンド中にあるように選ばれるようになった中性子およびX線又はガンマ線光子の同時選択検出装置装置。
IPC (3):
G01T 3/06
, G01T 1/20
, G01T 1/38
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