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J-GLOBAL ID:200903037422357498

環状オレフィン系ランダム多元共重合体およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992117417
Publication number (International publication number):1993310845
Application date: May. 11, 1992
Publication date: Nov. 22, 1993
Summary:
【要約】【構成】[A]炭素数2以上のα-オレフィンと、[B]炭素数が11以下のノルボルネン誘導体と、[C]炭素数が12以上の環状オレフィンとの共重合体であって、上記成分[A]、[B]および[C]から誘導される構成単位が、モル比で[A]/[B]/[C]=30〜85/10〜40/5〜30の割合で存在し、135°Cのデカリン中で測定される極限粘度([η])が0.1〜2.0dl/gであり、かつDSCにより測定されるガラス転移温度(Tg)が80〜250°Cであることを特徴とする環状オレフィン系ランダム多元共重合体。【効果】 この環状オレフィン系ランダム多元共重合体は、透明性、耐熱性および機械的特性に優れるとともに、溶融流動性にも優れている。
Claim (excerpt):
[A]炭素数2以上のα-オレフィンと、[B]下記式[I]で表され、かつ炭素数が11以下のノルボルネン誘導体と、【化1】(式[I]中、R1 〜R8 はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭素数4以下の炭化水素基であり、R5 〜R8 は互いに結合して単環を形成していてもよく、かつ該単環が二重結合を有していてもよく、またR5 とR6 とで、またはR7 とR8 とでアルキリデン基を形成していてもよい。)[C]下記式[II]または[III]で表され、かつ炭素数が12以上の環状オレフィンとの共重合体であって、上記成分[A]、[B]および[C]から誘導される構成単位が、モル比で[A]/[B]/[C]=30〜85/10〜40/5〜30の割合で存在し、135°Cのデカリン中で測定される極限粘度([η])が0.1〜2.0dl/gであり、かつDSCにより測定されるガラス転移温度(Tg)が80〜250°Cであることを特徴とする環状オレフィン系ランダム多元共重合体;【化2】(式[II]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、n+mは正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化3】(式[III]中、pおよびqは0以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子とR13またはR11が結合している炭素原子とは、直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (4):
C08F210/00 MJR ,  C08F 4/642 MFG ,  C08F 4/68 MFG ,  C08F232/08 MNV

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