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J-GLOBAL ID:200903037444834508
フザリウム属に属するカビが産生するカビ毒の防除方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991075810
Publication number (International publication number):1993085911
Application date: Mar. 14, 1991
Publication date: Apr. 06, 1993
Summary:
【要約】【目的】 フザリウム・グラミネアラム等のフザリウム属に属する一部のカビは、麦類やとうもろこし類等の農産物の「赤カビ病」の病原菌として知られている。このカビは、ボミトキシン、ニバレノール、3-アセチルデオキシニバレノールなどのトリコテセン系カビ毒やゼアラレノンなどのカビ毒を産生する。これらのカビ毒は、家畜の流産や不妊の原因となったり、人に「赤カビ中毒症」をと呼ばれる一連の中毒症状を起こさせる。小麦、大麦などの麦類やとうもろこし類などの農産物、又はこれらの農産物を原料とした加工食品に、カビ毒が見つかっており、その防除法の開発が待たれている。この発明は、農産物がカビ毒に汚染されるのを防ぐことを目的としており、当該カビ毒を産生するフザリウム属のカビを防除しようとするものである。【構成】 カビ毒を産生するフザリウム属に属するカビに汚染した小麦、とうもろこしなどの穀類のような農産物、或はこのような農産物が成育する畑をアイツリンAを産生するバチルス・ズブチルスに属する菌株で処理することにより、カビ毒を防除する。
Claim (excerpt):
フザリウム属に属するカビにより穀類などの農産物に生じるカビ毒をアイツリンAを産生するバチルス・ズブチルスに属する菌株で処理することにより防除することを特徴とするフザリウム属に属するカビが産生するカビ毒の防除方法。
IPC (2):
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