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J-GLOBAL ID:200903037464520666

有機ポリカーボネート組成物の再分配

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 生沼 徳二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993268499
Publication number (International publication number):1994200010
Application date: Oct. 27, 1993
Publication date: Jul. 19, 1994
Summary:
【要約】【目的】 既に調製された、或いは使用済のポリカーボネート組成物を再編成してその重量平均分子量を変える(「再分配する」)方法を提供する。【構成】 初期重量平均分子量を持つ直鎖状あるいは分岐状の初期有機ポリカーボネート組成物を、触媒量のカーボネート再分配触媒と、選択により炭酸ジアリールとの存在下、フェノール系分岐剤は存在しない条件下で、温度約 250〜 300°Cにて溶融平衡化し、当初と異なる重量平均分子量を持つ再分配ポリカーボネートを形成する。触媒としては塩基性のテトラアルキルアンモニウムが、炭酸ジアリールとしては炭酸ジフェニルが好適である。この方法により、ポリカーボネート製造プラントに於けるグレード移行時の分子量調節を容易に且つきめ細かく行なうことができる上、使用済ポリカーボネート製品の再生も可能になる。
Claim (excerpt):
有機ポリカーボネート組成物を再分配する為の方法であって、初期重量平均分子量により特徴づけられる直鎖状あるいは分岐状の初期有機ポリカーボネート組成物を、触媒量のカーボネート再分配触媒の存在下、フェノール系分岐剤は存在しない条件下で溶融平衡化する段階を含んで成り、このとき加熱は、初期分子量と異なる重量平均分子量を持つ再分配ポリカーボネート組成物が形成される反応条件下で行なわれる、方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平2-245023

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