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J-GLOBAL ID:200903037661331190

テトラクロロ- 1,4-ベンゾキノンの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994258462
Publication number (International publication number):1995206755
Application date: Oct. 24, 1994
Publication date: Aug. 08, 1995
Summary:
【要約】【目的】 ヒドロキノンに塩素および濃塩酸を作用せしめることにより高純度のテトラクロロ -1,4- ベンゾキノンを製造する方法。【構成】 触媒量の鉄(III)イオンおよび陰イオン性分散剤を含有する予め装入される20ないし37%の水性塩酸の、ヒドロキノン全量を基準にして4ないし6倍のモル量の中に使用されるべきヒドロキノンの一部を導入し、この溶液中に20ないし90°Cの温度において全ヒドロキノンを基準にして1.5ないし2.0倍のモル量の塩素をガスとして導入し、次いでヒドロキノンの残量を固体としてまたは溶解された形で添加し、1.5ないし2.0倍のモル量の塩素ガスを導入し、その際水を添加することによって塩酸の濃度を23〜25%に保ち、そして最後に塩素ガスとして更に(1.7ないし2.5倍のモル量)導入しそして水で塩酸の濃度を20ないし22%まで希釈することによって温度を100ないし107°Cまで上昇せしめる。【効果】 高純度のテトラクロロ -1,4- ベンゾキノンが得られる。
Claim (excerpt):
ヒドロキノンに塩素および濃塩酸を作用せしめることによって高純度のテトラクロロ -1,4- ベンゾキノンを製造する方法において、触媒量の鉄(III)イオンおよび陰イオン性分散剤を含有する予め装入された20ないし37%の水性塩酸の、ヒドロキノン全量を基準にして4ないし6倍のモル量の中に、使用されるべきヒドロキノンの一部を導入し、この溶液中に20ないし90°Cの温度において全ヒドロキノンを基準にして1.5ないし2.0倍のモル量の塩素をガスとして導入し、次いでヒドロキノンの残りの量を固体としてまたは溶解された形で添加し、1.5ないし2.0倍のモル量の塩素をガスとして導入し、その際水を添加することによって塩酸の濃度を23〜25%に保ち、そして最後に塩素をガスとして更に(1.7ないし2.5倍のモル量)導入しそして水で塩酸の濃度を20ないし22%まで希釈することによって温度を100ないし107°Cまで上昇せしめることを特徴とする上記テトラクロロ -1,4- ベンゾキノンの製造方法。
IPC (4):
C07C 50/24 ,  B01J 27/128 ,  C07C 46/00 ,  C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
  • 特開昭63-196540
  • 特開昭62-099339
  • 特開昭61-018742
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Cited by examiner (10)
  • 特開昭63-196540
  • 特開昭62-099339
  • 特開昭61-018742
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