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J-GLOBAL ID:200903037773261683
斜板式圧縮機用ピストンの製造方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
神戸 典和
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001392452
Publication number (International publication number):2003193969
Application date: Dec. 25, 2001
Publication date: Jul. 09, 2003
Summary:
【要約】【課題】係合部の奥部内側面の強度が十分であるピストンをできる限り安価に製造する。【解決手段】斜板式圧縮機用のピストン14を製造するためのピストン素材160を、ダイカスト工程S10,固定工程S12を経て製造する。外周面加工工程S14,内側面切削工程S16,塑性変形付与工程S18を経た中間製品230は、微細ショットピーニング工程S20において、係合部の奥部内側面に平均粒径500μm以下の微細ショットが50m/sec以上の速度で投射され、奥部内側面を含む係合部の内側面の表面が滑らかにされ、圧縮残留応力が生じさせられる。それにより、完成品たるピストン14の係合部70の疲労強度が向上する。ピストン素材16に対するT6処理等の熱処理を省略することも可能である。
Claim (excerpt):
シリンダボアに摺動可能に嵌合されるピストン頭部と、斜板にシュー装置を介して係合する係合部とを含み、その係合部が、前記ピストン頭部の軸線にほぼ平行に延びる基部と、その基部の両端部から前記軸線とほぼ直交する方向に延び出た一対のアーム部とを備え、前記斜板の外周部を収容する係合凹部を形成する斜板式圧縮機用ピストンを製造する方法であって、少なくとも、アルミニウム合金製のピストン素材をダイカスト法により鋳造するダイカスト工程と、前記ピストン素材から完成製品とされるまでの間の中間製品の、前記係合凹部の内側面のうち、少なくとも前記基部およびその基部と前記一対のアーム部との境界部分とにより形成される奥部内側面に、平均粒径500μm以下の微細ショットを、50m/sec以上の速度で投射する微細ショットピーニング工程とを含むことを特徴とする斜板式圧縮機用ピストンの製造方法。
IPC (4):
F04B 27/10
, B22D 17/00
, B22D 29/00
, B24C 1/04
FI (4):
B22D 17/00 B
, B22D 29/00 G
, B24C 1/04 F
, F04B 27/08 H
F-Term (6):
3H076AA06
, 3H076BB50
, 3H076CC20
, 3H076CC31
, 3H076CC34
, 3H076CC99
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