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J-GLOBAL ID:200903038347135154
多糖-ペプチド複合体
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998533768
Publication number (International publication number):2000507974
Application date: Jan. 21, 1998
Publication date: Jun. 27, 2000
Summary:
【要約】本発明は、繰り返し単位から構成される多糖鎖と、複数のペプチド部分とからなり、ペプチドの各部分が、システイン残基を含有し、かつ多糖鎖に沿ってランダムに、システイン残基のチオール基と、多糖のアミノ、ヒドロキシまたはカルボキシル基が関与する間接結合を介して共有結合しており、間接結合は、リンカーまたはスペーサー-リンカー部分を介して完成され、ただし、スペーサー体またスペーサー-リンカー部分が多糖のアミノ、ヒドロキシまたはカルボキシル基と結合している、多糖が有利に免疫原性である多糖類-ペプチド複合体に関する。この目的のための有用なリンカーは、例えば、N-(γ-マレイミドブチリルオキシ)スクシンイミドエステルであってよい。かかる複合体は、典型的には「レーキ」配置を示しうる。複合体の製造方法も開示する。本発明の複合体は、とりわけ、ワクチンの分野で有用であり、該免疫原性多糖が由来する病原性微生物に対する長期の保護免疫応答を惹起する。
Claim (excerpt):
(i)少なくとも6つのアミノ酸残基からなり、そのうちの少なくとも1つがシステイン残基であるペプチド部分、 (ii)少なくとも4つの繰り返し単位からなる多糖鎖、および (iii)該システイン残基のチオール基と結合し、かつ(a)該多糖鎖の天然のアミノ、ヒドロキシまたはカルボキシル基、または(b)該多糖鎖の天然のN-アシル基の加水分解で生じたアミノ基、または(c)該多糖鎖の天然のアミノ、ヒドロキシまたはカルボキシル基に結合するスペーサー部分から由来する該多糖鎖に誘導された官能性基と結合したリンカー部分からなることを特徴とする、多糖が免疫原性である多糖-ペプチド複合体。
IPC (3):
C07K 14/00 ZNA
, A61P 37/02
, A61K 39/385
FI (3):
C07K 14/00 ZNA
, A61K 31/00 637 B
, A61K 39/385
Patent cited by the Patent:
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