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J-GLOBAL ID:200903038487787682

生物学的水処理方法及び設備

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高崎 芳紘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997228319
Publication number (International publication number):1999057771
Application date: Aug. 25, 1997
Publication date: Mar. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 生物学的リン除去法の運用においては、リンが嫌気槽で十分に放出されることが前提であり、リン放出と摂取状態を把握した運転が非常に重要であるにもかかわらず、この対策がとられていなかった。【解決手段】 第1嫌気槽12への流入水の水量と有機物濃度を有機物濃度計27と流量計28で計測し、この計測結果に基づいてリン放出速度演算手段30で嫌気槽12におけるリン放出速度を算出し、このリン放出速度を基に滞留時間演算手段31で嫌気槽12における流入水の嫌気槽滞留時間を算出する。この滞留時間が短いとき、第2嫌気槽14が好気槽としての使用形態から散気管18の使用を止めた嫌気槽としての形態で第1嫌気槽12に追加される様になり、嫌気槽の容積が増大し、最終沈殿池20の放流水質のリン上昇が低濃度になる。
Claim (excerpt):
流入水中の溶解性リンを嫌気槽で放出させ、後段の好気槽で過剰摂取してリンを除去する生物学的水処理プロセスにおいて、前記嫌気槽に流入する前記流入水の水量及び有機物濃度を計測し、この計測結果に基づいて前記嫌気槽におけるリン放出速度を算出し、このリン放出速度に基づいて前記嫌気槽における流入水の嫌気槽滞留時間を算出し、この嫌気槽滞留時間に基づいて前記嫌気槽の容積を調整することを特徴とする生物学的水処理方法。

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