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J-GLOBAL ID:200903038610348478

セルロースナノファイバーとその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大内 康一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006337350
Publication number (International publication number):2008150719
Application date: Dec. 14, 2006
Publication date: Jul. 03, 2008
Summary:
【課題】酵素処理によるセルロース原料からのセルロースナノファイバーの製造において、特別な装置を必要とせず、温和な条件下で、高結晶性を維持し、素材としての新しい用途が期待できるセルロースナノファイバーを高収率で得る。【解決手段】CMF(Cellulose microfibril)の凝集体、もしくはCMFそのものの一部に物理的な緩みを生ぜしめ、酵素のセルロース原料への浸透性を向上させると同時に緩みに生じた非晶部分にエンドグルカナーゼを作用させることによって、CMFをフィブリル化し、所望のセルロースナノファイバーを得て、上記課題を解決する。【選択図】 図5
Claim (excerpt):
次の工程からなるセルロースナノファイバーの製造方法。 (イ) 緩衝液、セルロース、セルロース分解酵素、反応安定剤等からなる反応懸濁液を調製する工程、 (ロ) 反応懸濁液中のセルロースに酵素作用促進処理をなすことによりセルロースミクロフィブリルの凝集体および/またはセルロースミクロフィブリルにおける結晶領域の配向の乱れを生じさせて前記セルロースに酵素浸透性を確保する工程、 (ハ) 前記工程(ロ)に次いで、又はこれに併せて酵素浸透性を得たセルロースにセルロース分解酵素が作用して、セルロースミクロフィブリルの凝集体を解きほぐし、および/又はセルロースミクロフィブリルを細裂させて、所定のセルロースナノファイバーを反応懸濁液中に生成する工程。
IPC (3):
D06M 16/00 ,  D21H 11/20 ,  D01F 2/00
FI (3):
D06M16/00 A ,  D21H11/20 ,  D01F2/00 Z
F-Term (17):
4L031AA02 ,  4L031BA39 ,  4L031CA00 ,  4L031DA00 ,  4L035AA04 ,  4L035BB01 ,  4L035DD13 ,  4L035EE05 ,  4L035EE20 ,  4L035FF01 ,  4L035FF05 ,  4L055AA00 ,  4L055AF10 ,  4L055BB25 ,  4L055BB30 ,  4L055EA01 ,  4L055FA22
Patent cited by the Patent:
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