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J-GLOBAL ID:200903038651551393

芳香族ポリエステルの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 前田 純博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000016862
Publication number (International publication number):2001206942
Application date: Jan. 26, 2000
Publication date: Jul. 31, 2001
Summary:
【要約】【課題】 耐熱性、機械特性に優れた高重合度の芳香族ポリエステルを、ジカルボン酸やジオールをあらかじめエステル化することなく、直接ジカルボン酸とジオールから溶融重合により、色相に優れ、工業的に安価に、かつ短時間製造する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 例えばテレフタル酸等のジカルボン酸成分(a)と例えば2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン等のジオール成分(b)とを、ジアリールカーボネート(c)の存在下で加熱溶融反応せしめ芳香族ポリエステルを製造するに際し、特定のピリジン系化合物およびアルカリ金属炭酸(水素)塩の存在下で反応を行うことを特徴とする、0.6dl/g以上の還元粘度(フェノール/1,1,2,2-テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、1.2g/100ml、35°C)を有する芳香族ポリエステルの製造方法。
Claim (excerpt):
下記式(I)【化1】HOOC-A1-COOH ・・・(I)(上記式(I)、A1は炭素数6〜12の2価の芳香族基である。)で示されるジカルボン酸成分(a)と下記式(II)【化2】HO-A2-X-A3-OH ・・・(II)(上記式(II)中、A2およびA3は各々独立にフェニレン基であり、Xは、【化3】(ここでR1,R2,R3およびR4は、各々独立に水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5または6のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる少なくとも一種であり、qは4〜10の整数を示す。)である。)で示されるジオール成分(b)とを、ジアリールカーボネート(c)の存在下で加熱溶融反応せしめ芳香族ポリエステルを製造するに際し、下記式(III)【化4】(上記式(III)中、R5およびR6は、各々独立に水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる少なくとも一種であり、R5とR6との間に結合があってもかまわない。R7は水素原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10のシクロアルキル基、炭素数6〜12のアリール基および炭素数6〜12のアラルキル基から選ばれる少なくとも一種であり、nは1〜4の整数を示す。)で示されるピリジン系化合物およびアルカリ金属炭酸(水素)塩の存在下で反応を行うことを特徴とする、0.6dl/g以上の還元粘度(フェノール/1,1,2,2-テトラクロロエタン混合溶媒(重量比60/40)中、1.2g/100ml、35°C)を有する芳香族ポリエステルの製造方法。
IPC (3):
C08G 63/83 ,  C08G 63/64 ,  C08G 63/87
FI (3):
C08G 63/83 ,  C08G 63/64 ,  C08G 63/87
F-Term (27):
4J029AA04 ,  4J029AA08 ,  4J029AB04 ,  4J029AC02 ,  4J029AD01 ,  4J029AE01 ,  4J029BB13A ,  4J029BB13B ,  4J029BD09A ,  4J029BG08X ,  4J029CB05A ,  4J029CB05B ,  4J029CC05A ,  4J029CC06A ,  4J029CD05 ,  4J029CH02 ,  4J029HA01 ,  4J029HB01 ,  4J029HC05A ,  4J029JA121 ,  4J029JF021 ,  4J029JF031 ,  4J029KB02 ,  4J029KB05 ,  4J029KD01 ,  4J029KE02 ,  4J029KE05

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