Pat
J-GLOBAL ID:200903038725939623

金属と分別された再生可能な合成樹脂を別々に回収するために、合成樹脂で被覆または包囲されたケーブル残片とケーブル屑を利用するための方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光好 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995520901
Publication number (International publication number):1997508595
Application date: Feb. 08, 1995
Publication date: Sep. 02, 1997
Summary:
【要約】本発明は、金属芯と合成樹脂製被覆材からなる、合成樹脂で被覆したケーブル残片を利用するための方法に関する。金属部分は被覆材から分離され、別々に回収される。ケーブル残片は破砕され、刻み物質は合成樹脂のための膨化剤を含む膨化容器(10)内で軟化される。軟化した後、金属部分と被覆材の流れが膨化剤と共に、円錐型ローラミル(13)に供給される。この円錐型ローラミルは刻み物質をローラにかけ、ケーブル片のマクロ組織を機械的に破壊する。攪拌装置(14)内で攪拌することによって、金属粒子が被覆材から分離され、多相の混合物が金属沈澱装置(16)に搬送される。この金属沈澱装置内で重い金属粒子が重力に基づいて沈み、軽い合成樹脂粒子から分離される。金属沈澱装置(16)内の搬送流の搬送速度は、金属粒子がその大きさに応じて異なる沈降速度に相応して金属沈澱装置(16)から出るまで沈むように選定される。膨化剤の向流が搬送流に送り込まれ、この向流は軽い合成樹脂粒子を搬送流外へ放出する。それによって、向流は合成樹脂粒子と共に、部分流として金属沈澱装置(16)から外へ案内され、合成樹脂粒子を沈澱除去および分離するために合成樹脂沈澱装置(38)に導かれる。方法は気密に実施され、膨化剤を周期的に回収する。
Claim (excerpt):
金属芯と合成樹脂製被覆材からなる、合成樹脂で被覆または包囲されたケーブル残片とケーブル屑を利用するための方法であって、金属部分が被覆材から分離され、ケーブル残片を数センチメートルの小さな片に破砕し、刻み物質を当該の合成樹脂のための膨化剤およびまたは溶剤を含む膨化容器(10)内で軟化し、場合によってその際攪拌することにより、金属部分と被覆材が互いに別々に回収される、方法において、次の特徴、すなわち: a)合成樹脂を軟化した後、この金属部分と被覆材の流れが膨化剤およびまたは溶剤と共に、膨化容器(10)から少なくとも1個の円錐型ローラミル(13)に供給され、この円錐型ローラミルが刻み物質をローラにかけ、刻み物質に押圧力と剪断力を加え、個々のケーブル片の合成樹脂成分のマクロ組織が機械的に破壊され、金属芯が多少露出し、 b)続いて、機械的な攪拌装置(14)内での攪拌およびまたは遠心加速およびまたは遠心分離およびまたは渦巻きによって、残りの金属粒子が被覆材から機械的に分離され、 c)その後、この三相または多相の混合物が金属沈澱装置(16)に搬送され、この金属沈澱装置内で重い金属粒子が重力に基づいて沈み、軽い合成樹脂粒子または場合によっては汚染粒子から分離され、金属沈澱装置(16)の下端の金属粒子が金属沈澱装置から取り出され、 d)金属粒子がその大きさに依存する異なる沈降速度に相応して金属沈澱装置(16)から出るまであるいは金属沈澱装置の下端まで沈むように、金属沈澱装置(16)内での三相または多相混合物の搬送流の搬送速度が選定され、 e)膨化剤およびまたは溶剤の設定可能な向流が搬送流に送り込まれ、この向流が軽い合成樹脂粒子と汚染粒子を搬送流およびその中に沈む金属粒子から外へ放出し、 f)向流が合成樹脂粒子と汚染粒子と共に、金属を含まない部分流として金属沈澱装置(16)から外へ案内され、合成樹脂粒子を沈澱除去および分離するために合成樹脂沈澱装置(38)に導かれ、 g)すべての方法段階が周囲に対して気密に行われる ことを特徴とする方法。
IPC (7):
B29B 17/02 ,  B03B 9/06 ,  C08J 11/06 ZAB ,  H01B 15/00 ,  B29K 27:06 ,  B29K105:22 ,  B29K105:26
FI (4):
B29B 17/02 ,  B03B 9/06 ,  C08J 11/06 ZAB ,  H01B 15/00

Return to Previous Page