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J-GLOBAL ID:200903038825634498

残響付与装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993352247
Publication number (International publication number):1995199979
Application date: Dec. 29, 1993
Publication date: Aug. 04, 1995
Summary:
【要約】【目的】 タップ数を増加させることなく、長時間の残響を付与可能な残響付与装置を提供する。【構成】 入力サンプルデータの振幅レベルを検出する手段を有する係数変更制御部40と、畳み込み演算用の係数列を出力する機能および該係数列を変更する機能を有する係数処理部30とを設けた。また、畳み込み演算部20は、畳み込み演算の対象たるサンプルデータ列を保持状態とし得るように構成した。入力サンプルデータの振幅レベルが所定値以下になった場合、畳み込み演算部20では畳み込み演算の対象たるサンプルデータ列が固定状態とされ、係数処理部30内では畳み込み演算部20へ供給する係数列が反射音列のうち後方のものへ順次移行される。
Claim (excerpt):
一定のサンプリング周期毎に過去入力された一定個数のサンプルデータに対し残響付与のための所定の係数列を畳み込む畳み込み演算手段を有する残響付与装置において、残響を付与すべき入力サンプルデータの振幅レベルが所定値以下になることによりレベル検出信号を出力するレベル検出手段と、前記入力サンプルデータを一定個数記憶するサンプルデータ記憶手段と、前記係数列を記憶する係数記憶手段と、前記レベル検出信号が出力されない場合には、サンプリング周期毎に、当該時点における入力サンプルデータを最新のサンプルデータとして前記サンプルデータ記憶手段に記憶させると共にその時点までに該サンプルデータ記憶手段に記憶された過去一定個数のサンプルデータを前記畳み込み演算手段へ供給し、前記レベル検出信号が出力された場合には、当該時点における入力サンプルデータを前記サンプルデータ記憶手段に記憶させることなく該サンプルデータ記憶手段に記憶された過去一定個数のサンプルデータを前記畳み込み演算手段へ供給するデータ入力制御手段と、前記レベル検出信号が出力されない場合には、サンプリング周期毎に、前記係数記憶手段に記憶された係数列を前記畳み込み演算手段へ供給し、前記レベル検出信号が出力された場合には、サンプリング周期毎に、前記係数記憶手段に記憶された係数列を構成する各係数のうち最新時点に対応したのものを除いた各係数とこれらの各畳み込み演算用係数よりもさらに古い時点に対応した係数とを前記畳み込み演算部へ供給すると共に前記係数記憶手段へ記憶させ、前記レベル検出信号が出力されている状態から出力されない状態になった場合には、現時点から過去一定時間内の期間に対応した所定の係数列により前記係数記憶手段の内容を初期化する係数処理手段とを具備することを特徴とする残響付与装置。
IPC (2):
G10K 15/12 ,  H03H 17/08

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