Pat

J-GLOBAL ID：200903038911248096

沈胴式ズームカメラ

Inventor： 若林 央 ,  宮本 英典 ,  加藤 稔 ,  曽雌 功 ,  尾見 淳一
Applicant, Patent owner： 株式会社ニコン
Agent (1)： 三品 岩男 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994062785
Publication number (International publication number)：1995159830
Application date： Dec. 06, 1993
Publication date： Jun. 23, 1995
Summary：

【要約】【目的】 撮影倍率の変更に伴ってファインダ倍率も変えることができる沈胴式ズームカメラの小型化を図る。【構成】 光軸回りに回転してレンズ群15,23,...を沈胴位置から最少倍率位置直前まで移動させる沈胴カム筒50と、同じく回転してレンズ群を最少倍率位置から最大倍率位置まで移動させるズームカム筒60と、レンズ群を沈胴位置から最少倍率位置まで移動させることができる範囲で沈胴カム筒50を回転させ、レンズ群を最少倍率位置から最大倍率位置まで移動させることができる範囲でズームカム筒60を回転させるカム筒回転機構70と、ズームカム筒60の回転のみに伴ってファインダー120に変倍動作させる変倍機構110とを備えている。第2レンズ23は、沈胴カム筒50の回転で光軸と平行な方向に移動するリフトコマ80の移動で、沈胴位置から最少倍率位置まで移動する。

Claim (excerpt)：

撮影倍率を変えることができると共に、撮影倍率の変更に伴ってファインダー倍率も変えることができるズームカメラであって、鏡筒には、最も被写体側に第1レンズが納められ、該第1レンズよりもフィルム側に第2レンズが納められ、該第1レンズ及び該第2レンズは、両レンズが最もフィルム側に位置し且つ該第1レンズが本体内に納まっている沈胴位置と、該沈胴位置よりも被写体側で撮影可能な最低倍率位置と、該最低倍率位置よりもさらに被写体側で撮影可能な最高倍率位置とに移動可能な沈胴式ズームカメラにおいて、前記鏡筒は、前記第1レンズを支持し前記本体に対して光軸と平行な方向に相対移動可能に設けられている第1レンズ支持筒と、前記第2レンズを支持し前記本体に対して光軸と平行な方向に相対移動可能に設けられている第2レンズ支持筒と、該本体に対して相対移動不能に該第1レンズ支持筒及び第2レンズ支持筒の外周に設けられている固定筒と、該本体に対して光軸回りに相対回転可能に該固定筒の外側に設けられている沈胴カム筒と、該本体に対して光軸回りに相対回転可能に該固定筒の外側で且つ該沈胴カム筒よりも被写体側に設けられているズームカム筒と、該固定筒と該沈胴カム筒との間に光軸と平行な方向に移動可能に設けられている移動駒とを有し、前記移動駒には、光軸に対して放射方向に突出した駒従動突起部が形成され、前記第1レンズ支持筒には、光軸に対して放射方向に突出した第1従動突起部が形成され、前記第2レンズ支持筒には、光軸に対して放射方向に突出し、前記第2レンズを沈胴位置から前記最少倍率位置の直前に至らしめるまでの間において光軸と平行な方向に移動する前記移動駒と接触している第2従動突起部が形成され、前記固定筒には、前記第1レンズを前記沈胴位置から前記最大倍率位置迄移動させる間で前記第1従動突起部が係合可能で且つ該第1従動突起部を光軸と平行な方向へ案内する第1直進案内部と、前記第2レンズを前記沈胴位置から前記最大倍率位置迄移動させる間で前記第2従動突起部が係合可能で且つ該第2従動突起部を光軸と平行な方向へ案内する第2直進案内部とが形成され、前記沈胴カム筒には、前記第1レンズを前記沈胴位置から前記最低倍率位置に至らしめる直前までの間で前記第1従動突起部が係合可能で且つ前記光軸に対してスパイラル状の第1カム部と、前記駒従動突起部が係合し且つ前記第2レンズを前記沈胴位置から前記最低倍率位置に至らしめる直前までの間で前記光軸に対してスパイラル状で該第2レンズを前記沈胴位置から前記最低倍率位置に至らしめる直前までの間以外の間で前記光軸に対して垂直な方向に環状の駒カム部とが形成され、前記ズームカム筒には、前記第1レンズを前記最低倍率位置から前記最大倍率位置に移動させる間で前記第1従動突起部が係合可能で且つ前記光軸に対してスパイラル状の第1カム部と、前記第2レンズを前記最少倍率位置から前記最大倍率位置に移動させる間で前記第2従動突起部が係合可能で且つ前記光軸に対してスパイラル状の第2カム部とが形成され、前記第1レンズを前記沈胴位置から少なくとも前記最小倍率位置の直前まで移動させることができる範囲で、前記沈胴カム筒を回転させると共に、該第1レンズを少なくとも該最小倍率位置から前記最大倍率位置まで移動させることができる範囲で、前記ズームカム筒を回転させるカム筒回転機構と、前記ズームカム筒の回転のみに伴って前記ファインダに変倍動作させる変倍機構と、を備えていることを特徴とする沈胴式ズームカメラ。

IPC (5)：

G03B 5/00 ,  G02B 7/08 ,  G02B 7/10 ,  G03B 13/10 ,  G03B 15/03

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (2)

• 特開平4-273207
  
• ズームカメラのフアインダ装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平3-171315   Applicant：チノン株式会社

Cited by examiner (2)

• 特開平4-273207
  
• ズームカメラのフアインダ装置
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平3-171315   Applicant：チノン株式会社